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子育て支援活動の表彰
第7回 震災復興応援特別賞
Bond Born Cafe プロジェクトチーム 宮城県石巻市 代表者:荒木 裕美 「お産と子育てにつよいまち」を、みんなで力を合わせてつくっています

活動内容

多世代・多職種が集まり「お産と子育てコミュニティカフェ」など
地域の妊娠期からの切れ目ない子育て支援の充実を推進しています

● チームの力で子育てを応援

 「Bond Born café プロジェクトチーム」は、子どもを持つ親、医師、助産師、子育て関係の専門家、行政の担当者などが結集し、 「チーム」としてさまざまなプロジェクトを企画・運営しています。 被災地の現状と子育ての両方を知るメンバーが集まっているだけに意思決定のスピードは早く、 その結束の固さとフットワークの軽さが、私たちの大きな強みです。

● 広がる新しい交流の輪

 私たちが手がけるプロジェクトのひとつに「コミュニティカフェ」があります。震災によって多くの建物が被害を受けたこともあり、 当初は会場の確保に苦労し、各地の仮設集会場を移動しながらの開催を余儀なくされました。 しかし現在は、関係者のご厚意により、定常的な拠点を確保。カフェの開催日には、 多くのお母さんたちが子ども連れで利用してくれています。ちなみに、ここで築いたネットワークを活かして、 新たなことにチャレンジするお母さんたちも現れるなど、「コミュニティカフェ」は単なる居場所以上の成果をあげ始めています。

● 「お産と子育てにつよいまち」を目指して

 地域のニーズをよく知るお母さんたちが編集スタッフとなり、出産と子育てに関するリソースマップの作成も行っています。 このリソースマップはたいへん好評で、現在は行政の協力も得て、母子手帳と一緒に配布されています。 このプロジェクトもまた、交流の中から生まれた活動のひとつです。

受賞の言葉

震災により大きな被害を受けた私たちの地域ですが、だからこそ生まれた絆がBond(絆)Born(産まれる)café プロジェクトチームです。被災地での子育て支援のニーズは刻々と変化していますが、 子育てへの熱い気持ちで結ばれたこの繋がりを継続し、お産と子育てにつよいまちづくりを目指したいと思います。

受賞後の様子
 緊急時に立ち上がったプロジェクトチームのため、「コミュニティカフェ」作りの基盤ができあがった後、どのようなチームとして継続していこうか手探り状態でした。「つないだ手を離さないこと」をプロジェクトの方針として心がけてきましたが、受賞によって、さらに絆を深めることができました。震災後は、目の前にあることをトップスピードでこなしてきたため、支援者も心身共に疲れていましたが、この受賞は、今後も活動を続けていくためのエネルギーとなりました。
 私たちは被災者でありながら、当プロジェクトを立ち上げたメンバーです。これからもより強い支え合いが必要だと感じています。また、子育て新制度の利用者支援にもつながるプロジェクトチームと自負しています。これからも、「お産と子育てにつよいまちづくり」に向けて、ますます地域でリーダーシップを発揮していきたいと思います。
団体プロフィール
名称 Bond Born café プロジェクトチーム
活動開始 2011年11月
スタッフ 8名
連絡先 〒986-0871
宮城県石巻市清水町1-5-18-501
TEL:0225-24-8304

主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00〜17:30)


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