H29.4Wステージ
155/216

備考 1.要介護状態 a.各項目に定める状態の判定に際しては、次に定めるところによります。 (1) 時間帯等によって状況が異なる場合は、より頻回にみられる状況や日頃ひごろの状況にもとづくものとします。 (2) 運動機能の有無にかかわらず、その行為の意味するところが理解できないことまたは医療上の必要にもとづく制約があることを原因とする状態を含みます。 (3) 各項目に定める状態には、見守り等のみが必要な状態は含みません。ただし、表2のロの一部介助の(ⅰ)については、見守り等のみが必要な状態も含まれるものとします。 b.歩行 「歩行」とは、歩幅や歩速を問わず立った状態から5m以上歩くことをいい、日常的に車椅子いすを使用している場合は車椅子いすを使用しない状態で歩行ができるかどうかを判定します。 c.寝返り 「寝返り」とは、身体にふとん等をかけない状態で横たわったまま左右のいずれかに向きを変えることをいいます。 d.衣服の着脱 「衣服の着脱」とは、眼前に用意された衣服の着脱を行うことをいい、収納場所からの出し入れ等は含みません。 e.入浴 「洗身」とは、浴室内でスポンジや手ぬぐい等に石鹸せっけん等を付けて全身を洗うことをいい、洗髪・洗顔は含みません。 f.食事の摂取 (1) 「食事の摂取」とは、眼前に用意された食事を摂取することをいい、調理、配膳はいぜん、後片付け等は含みません。 (2) 食器等の工夫とは、介護用の皿・スプーン等を使用すること等をいいます。 (3) 「一連の動作」とは、食事の際に食卓で、箸はし・スプーン等を手に持つ、食物を食べやすくする(小さく切る、ほぐす、皮をむく、魚の骨をとる等)、食物を挟む・すくう・突き刺す、食物を口元まで運ぶ、口元まで運んだ食物を食べることをいいます。 g.排泄はいせつ 「排泄はいせつ動作」とは、ズボン・パンツの上げ下げ、およびトイレ、尿器または便器への排尿・排便をいいます。 h.清潔・整容 「口腔こうくう清潔」、「洗顔」、「整髪」、「つめ切り」には、それぞれ次に定める行為を含めるものとします。 (1) 口腔こうくう清潔においては、歯ブラシやうがい用の水を用意する、歯磨き粉を歯ブラシにつける等の準備、義歯をはずす、うがいをする行為 (2) 洗顔においては、タオルの準備、蛇口をひねる、衣服の濡ぬれの確認、タオルで拭ふく行為 (3) 整髪においては、くしやブラシを準備する行為 (4) つめ切りにおいては、つめ切りを準備する、切ったつめを捨てる行為 2.器質性認知症 a.「器質性認知症に該当する」とは、次の(1)、(2)のすべてに該当する「器質性認知症」であることをいいます。 (1) 脳内に後天的におこった器質的な病変あるいは損傷を有すること (2) 正常に成熟した脳が、(1)による器質的障害により破壊されたために一度獲得された知能が持続的かつ全般的に低下したものであること b.前aの「器質性認知症」、「器質的な病変あるいは損傷」および「器質的障害」とは、次のとおりとします。 (1) 「器質性認知症」 「器質性認知症」とは、平成6年10月12日総務庁告示第75号にもとづく厚生労働省大臣官房統計情報部編「疾病、傷害および死因統計分類提要ICD-10(2003年版)準拠」に記載された分類項目中、次の基本分類コードに規定される内容によるものをいいます。 分類項目 基本分類コード アルツハイマー病の認知症 F00 血管性認知症 F01 ピック病の認知症 F02.0 クロイツフェルト・ヤコブ病の認知症 F02.1 ハンチントン病の認知症 F02.2 パーキンソン病の認知症 F02.3 ヒト免疫不全ウィルス[HIV]病の認知症 F02.4 他に分類されるその他の明示された疾患の認知症 F02.8 詳細不明の認知症 F03 せん妄、アルコールその他の精神作用物質によらないもの(F05)のうち ・せん妄、認知症に重なったもの F05.1 147約款の抜粋

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です