早稲田大学男女共同参画推進室 ご担当様
女性は、結婚や出産・子育てといったライフイベントによって、研究を中断しなければならないことがあります。
近年の女性研究者にとって最も大きな問題は、そのためのブランクによって十分な実績が積めなかったり、
復帰の際の受け入れ先が見つからなかったりすることではないでしょうか。
一方で、研究には、性別を含む多様なバックグラウンドや経験をもつ研究者らによる多角的な視点からの考察が必要だと言われています。
女性であることや子育ての経験が、さまざまな研究分野に新たな切り口を提供し、さらなる深化が得られるかもしれません。
このプロジェクトは、そうした女性研究者を支えるものとして、研究も出産もあきらめなくてもいいというメッセージを発信してくれています。
こうしたメッセージが世の中に広がっていくことで、研究の世界にこれまで以上の変化が起き、
大きな成果をもたらすと同時に、よりよい社会につながっていくことを願っています。
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