海外事業
総合キャリア職2017年入社
村上 航
KO MURAKAMI国際業務部 ハノイ駐在員事務所 主任
※取材当時
- 現在の仕事は? 01
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当社は、海外生保市場の収益性・成長性を取り込むことで収益基盤を拡充し、事業の持続可能性の強化を図っています。また、海外の出資先を通じた各国・地域に根付いたウェルビーイングへの貢献も海外事業の目的としています。現在(2023年4月時点)、米国・アジア計5カ国11拠点に出資先や駐在員事務所を有しています。
私が駐在しているベトナムでは、同国最大の金融・保険グループであるバオベト・ホールディングスに出資し、当社の関連法人としています。適切な経営管理・技術支援等を通じてバオベトの企業価値向上を図るため、バオベトの経営状況の的確な把握に資する情報の入手・日本本社への連携や技術支援計画の策定・実行を担っているのがハノイ駐在員事務所です。そこで私は、当社の豊富な知見を活かすことで、ベトナム生保業界の健全な発展はもとより、ベトナム国民のウェルビーイングに貢献し、その結果として、当社の収益向上にも繋がることを見据えて、日々の業務に取り組んでいます。
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仕事のうえで、
大事にしていることは? 02 -
「伝える」ではなく「伝わる」ことを強く意識しています。ハノイに来てからは、現地のベトナム人職員に指示を出す立場となりました。現地職員は日本語を扱うことができますが、それでも言葉の壁は存在します。どう動いて欲しいのか、なぜそれをする必要があるのか、自分の意図がきちんと「伝わる」ように、まずはわかりやすい日本語で穏やかに話すことが業務を円滑に遂行するために重要だと実感しています。現地職員が疑問に思ったことをスムーズに解決するためには、気軽に質問や相談をしてもらえるような関係づくりをしていくことが大切だと考え、常日頃からのコミュニケーションも含めた職場の雰囲気作りも大事にしています。
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仕事の中で忘れら
れない出来事は? 03 -
海外留学の社内公募に応募したことです。入社2年目の頃、当時の上司が「応募してみたら?」と声をかけてくださり、チャレンジすることを決めました。結果としては落選し非常に悔しい思いをしましたが、その悔しさがきっかけで生活習慣を見直し、時間をつくることで日々の自己研鑽にあてるなど自分自身、大きな変化がありました。自分が目標に向かってまだまだ本気になれると気づけたのはあの経験があったからです。あの時上司が背中を押してくれたことで、今の自分があると大変感謝しています。
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住友生命の「スゴイ」と
感じるところは? 04 -
健康増進型保険 “住友生命「Vitality」”に代表されるように先進的なサービスを提供していることです。当社は「社会公共の福祉に貢献する」というパーパス(存在意義)のもと、「サステナビリティ経営方針」に基づき、一人ひとりのよりよく生きる(ウェルビーイング)に貢献する「なくてはならない会社」を目指しています。その実現に向けて、従来提供してきた保険の価値に加え、非保険領域のサービスにも力を入れており、2023年4月からは保険契約と切り離した単独の健康増進サービスとして「Vitalityスマート」も展開しています。こうした生命保険会社の枠に捉われない先進的な取り組みを推進するところが「すごい」と感じています。
- 今後の目標は? 05
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当社の海外事業において欠かせない人材となることを目指しています。今後専門部署での実務経験や自己研鑽等を通じて資産運用・財務分野における専門性を高め、海外人材としてのレベルアップを図っていきたいと考えています。そして将来は海外子会社等の経営に参画し、企業価値向上に貢献することで、当社の持続的成長を支える存在になりたいと考えています。
海外子会社等の経営に参画
One Day
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8:00
出社
毎週月曜日は朝礼を行い、スケジュールと業務のすり合わせを行います。
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9:00
デスクワーク
出資先のレポートツールから月次業績を抽出し本社に連携します。ベトナム語は現地職員に英訳してもらいます。
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11:30
昼食
オフィス周辺でローカルフード。写真はベトナム式つけ麺のブンチャーです。
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13:00
本社国際業務部との
ミーティング週に1回は日本側とミーティングを行い、出資先の状況等について共有します。
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15:00
社内打合せ
出資先に提供する資産運用関連の技術支援資料の内容について駐在員で打合せします。
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17:10
退社
渋滞を避けるため、必ず決まった時間に早めに退社します。
Off Time
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資格の勉強
将来の目標に向かって公認会計士の勉強をはじめました。オフの時間の大半はこれに注いでいます。
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サッカー観戦
週末はスマホから地元のサッカーチームの応援をしています。(写真は一時帰国時に直接観戦した際のものです)