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子育て支援活動の表彰

第4回子育て支援活動 過去の受賞作品を紹介いたします

名称

障がいのある子もない子も共に演劇を!「劇団きらきら」

活動開始

1998年7月

スタッフ

常任スタッフ35名
プロスタッフ(音楽指導、ダンス指導、舞台装置など)6名
ボランティア多数

活動

【児童部】
 第1、第3土曜日
     14時〜17時
 と月1〜2回日曜日
 定期公演年1回
【青年部】
 毎週金曜日
     19時30分〜22時
 定期公演年1回
【おはなし会「げんき!」】
 第2、第4土曜日
     12時30分〜15時

連絡先

〒811-2206 福岡県糟屋郡志免町御手洗2-11-15-202
TEL.092-622-7185

未来賞

障がいのある子もない子も共に演劇を!「劇団きらきら」【代表・田中靖子】福岡県糟屋郡志免町

舞台の上ではどの子も生き生きと演技しています

【全員でつくり上げる一つの舞台】 ・練習は厳しいけれど、演劇は好きで、舞台に立つのが楽しいです。 ・いちばん最初から参加しています。発達障がいの子をはじめ3人の子どもがみんな参加しました。子どもと一緒に楽しんでいます。(ボランティアスタッフ)

【受賞の言葉】
 いつの間にか12年の歳月が過ぎていました。幼児と小学生だった団員たちは立派な若者に成長しました。パワー全開だった裏方の母親たちは年々、体力の衰えを感じるようになりました。本当にいろんなことがあって、大所帯のわりには、まるで一つの家族のような、子どもたちみんなが兄弟のような、そんな劇団でした。今回の受賞は、この劇団の歩んできた道へのもっとも大きな贈り物だと思います。これからもこの賞にふさわしい団体として「未来」に向かって歩み続けていきます。本当にありがとうございました。

受賞後の様子

 劇団のメンバーの中には既に高校生や大人になった子どもたちもいるので、今回の賞の対象にはならないのではないかと心配していましたが、思いがけず賞をいただくことができて、団員一同、大変うれしく思っています。大作を演じることの多い青年部に対して、児童部の公演は楽しい作品が中心ですが、今回初めてシリアスなお芝居にも挑戦しました。新たな挑戦を通して、子どもたちが俳優としてはもちろん人間としても成長していくのを実感するとともに、地域の方々から「感動した」との感想をいただくことができ、大きな自信にもなりました。そして今年で4年目を迎える「おはなし会げんき!」も地域に密着したサークルへと少しずつ成長しています。今後も、児童部から青年部まで年齢の異なる子どもたちが力を合わせて「大きな家族」として楽しく活動していきたいと思っています。

活動内容

障がい児と健常児がいっしょに行う劇団活動

みんなが参加してつくる舞台
 小学生から高校生くらいまでを対象とした児童部と、児童部を卒業した仲間でつくる青年部に分かれています。定期公演を年に1〜2回開催し、その他に年間4〜5回は依頼を受けて巡回公演を実施しています。障がいのある子もない子も一緒に演じ、個性によって役を振り分け、全員が舞台に立てるよう演出にも気を配っています。親たちには、舞台裏で、得意な分野を生かし音響・衣装・大道具などを担当してもらっています。また、昨年には朗読劇や音楽を楽しむおはなし会「げんき!」も設立しました。

代表の子どもをきっかけとして活動を開始
 発達障がいでふさぎがちになっていた長女を元気づけようという思いから、アマチュア劇団で活動していた過去の経験を生かして、1998年に私の3人の子どもと演劇を主にした活動を開始しました。活動当初から意識的に“障がいのある子もない子も”一緒に活動することをテーマとしています。2年ほどして長女の表情も明るくなり、そのころから、演劇には子どもたちを元気にする力があると再認識し、本格的に舞台の上で演劇をやりたいという気持ちが強くなりました。友人に声をかけ参加者を募ったところ、9家族・子ども18名が手をあげてくれて、現在のような形で活動を再スタートしました。噂を聞きつけたり公演を見たりして入団してくる方もいます。当初は志免町在住者が中心でしたが、現在は遠いところでは、福岡市の西区からも参加してくれています。現在は子どもの数で45〜46人で活動しています。

多彩なスタッフに支えられた活動
 常任スタッフは35名ですが、他にプロスタッフとして、音楽指導、舞台装置、ダンス指導などを行ってくれる方々がいます。ダンス指導は素人には難しいため、障がい児に教えることを専門とするスタッフで、こういう人材も劇団を支える大きな力になっています。また、その他にも大道具の搬送を手伝ってくれる方など、多くのボランティアスタッフも参加してくれていて非常に助けられています。


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