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子育て支援活動の表彰
第17回

スミセイ未来大賞・文部科学大臣賞

名護市学習支援教室ぴゅあ 代表者:嘉納英明 沖縄県名護市

活動内容

大学と行政が連携する、大学生ボランティアによる、生活困窮世帯の中学生への学習支援活動

● 沖縄県北部の進学状況

名護市学習支援教室ぴゅあ 代表者:嘉納英明 沖縄県名護市 2010年代前半、名護市の高校進学率は県内でも高いとは言えない状況でした。塾などに行かせる余裕のない生活困窮世帯が多く、意欲や能力がある生徒でも、学びの機会を奪われている状況にありました。この状況を憂慮した行政職員の呼びかけにより、大学と行政で話し合いが持たれ、生活困窮世帯の中学生を対象とした学習支援活動「名護市学習支援教室ぴゅあ」が立ち上がりました。

● 大学と行政の連携事業

名桜大学はボランティア活動が盛んで、学生たちは地域でさまざまなボランティアを展開しています。しかし、大学と学生だけの力では、生活困窮世帯の生徒への直接的なアプローチは難しく、行政と連携することがより直接的な支援につながりました。また、活動の中には学生だけではカバーしきれない部分があり、そこを大学の教員や行政職員の方々が補ってくれることで、スムーズな運営と支援が可能となりました。

● 大学生ボランティアが活躍し、子どもたち一人ひとりに寄り添う

学習支援は名桜大学の教室で行われ、運営は学生が中心的に担っています。運営方法や教え方などは、先輩たちから引き継いだノウハウを改善しながら活用しています。生徒とのマッチングを大切にしており、学習の進み具合や、特徴などをまとめたシートを作成し、一人ひとりに丁寧に対応しています。身近に大学生がいることで、生徒たちは中学卒業後のイメージが湧き、高校進学へのモチベーションにもつながっています。

受賞の言葉

ぴゅあの活動は、11年目を迎えます。これまでの地道な活動が評価され、「スミセイ未来大賞・文部科学大臣賞」を頂けたことを学生や関係者と共に素直に喜びたいです。大学の教室(会場)の他に、市内の2つの中学校にも出向き、アウトリーチ的な活動を進めています。ニーズに応じた地域貢献活動を今後も進めていきたいです。

団体プロフィール
名称 名護市学習支援教室ぴゅあ
活動開始 2013年5月
スタッフ 58名
連絡先 〒905-8585
沖縄県名護市字為又1220-1 名桜大学内
TEL.090-9785-4321
主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00~17:30)