● 不安いっぱいの新米ママをサポート
新生児訪問指導員をしていたメンバーが、初めての子を出産し不安と緊張の中で孤立した育児をしているお母さんたちに多く出会いました。そうした新米ママたちが集い、お互いに子どもを見守り、学び合って、子育てができる場を作りたいと思ったのが、この活動を始めたきっかけです。現在は活動の幅も広がり、ひろば事業や預かり事業など、さまざまな子育て・親支援事業を展開中。
悩みを抱えたお母さんたちが気軽に頼れる「第2の実家」のような場所を目指しています。
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● 参加者同士の交流も盛んです
参加者同士の結びつきが強い点も、私たちの活動の特徴のひとつです。たとえば、連続講座への参加を通じて交流を深めたお母さんたちが、講座終了後も活動を続けたいと、自主的にサークルを立ち上げ、これまでに150以上のサークルが誕生しています。当時赤ちゃんだった、第1期生のお子さんは現在、中学3年生。同じ悩みを抱えているママたちをつなぐ自助グループ育成にも力を入れており、「多胎児の会」の先輩ママは、現役ママをサポートしています。ともに育った子どもたちを地域の中でわが子のように見守っています。
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● お父さんたちにも育児参加・地域交流の機会を
お母さんたちの子育てのストレスや不安を解消する上では、父親の役割は重要です。そこで私たちは、父親向けの育児講座・料理教室も定期的に開催しています。ベビーマッサージ・夫婦のコミュニケーション講座などのプログラムで、親を支援できるよう工夫しています。こうした参加型講座を通じて、父親の育児参加・地域参加の機会を作っています。
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