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子育て支援活動の表彰
第6回 未来賞
一般社団法人 ジェスペール 東京都中野区 代表者:宗 祥子 助産師のネットワークを通じて、被災地のお母さんと赤ちゃんをサポートしています

活動内容

助産師がサロン活動や仮設住宅の巡回訪問を行っています。
育児や母乳相談・ベビーマッサージを中心に、母親同士の親睦の場も提供しています。

● 被災された妊産婦さんたちのために

 震災からの復興はまだ道半ば。なかでも、被災地の妊産婦に対する支援は十分とは言えず、出産や育児を取り巻く環境は今なお厳しい状況にあります。被災地で新たな命が生まれ、母子ともに健やかに暮らせるようにならないと、真の復興とは言えません。そこで私たちは、「東北こそだてプロジェクト」と銘打って、現地の助産師たちと協力しながら、被災地または各地の避難先で、生活している妊産婦さんを支援しています。

● 新たなコミュニティが生まれています

 母子の心身のケアならびに妊産婦同士の親睦を深めることを目的としたサロン活動を各地で実施しています。震災によって地域のコミュニティが崩壊し、孤独な育児環境のもとで産後うつになるお母さんたちも少なくありません。そのような中で私たちのサロンは、困ったことがあれば気軽に頼ることのできる「駆け込み寺」になるとともに、お母さんたちの新たな交流の場にもなっています。

● 人と人をつないで、より力強い支援を展開

 活動開始当初は何のネットワークも持たなかった私たちですが、今では、被災地各県の助産師たちと横のつながりをもって、地域の実情に即した妊産婦支援が行えるようになってきました。ひとりの力ではできないことも、多くの人の力が集まることで、できるようになります。今後も、人と人をつなぐことで、被災された妊産婦さんの支援を力強く、そして継続的に行っていきたいと思っています。

受賞の言葉

この度の受賞に対し心から感謝申し上げます。被災地では、家や家族を失い、仮設住宅や人里離れた地域で孤独に子育てを続けている方が数多くいます。そのような母子を地域の助産師が支えています。自治体は子育て支援まで手が廻らない状況です。この受賞をきっかけに、多くの方に母子支援の必要性をご理解いただけることを願っております。

参加者の声

妊娠中、何度も仮設住宅まで訪問いただきました。実母も義母も亡くなり非常に心細い中、スタッフの方が掛けて下さる一言一言にとても励まされました。
同じくらいの赤ちゃんを持つママとお友達になる機会が持てる上に、居心地が良くホッとできる場所が出来てうれしいです。助産師さんのアドバイスも励みになっています。
受賞後の様子
 震災直後から始まった「東京里帰りプロジェクト」から「東北こそだてプロジェクト」として現在に至るまでの道のりは、現地活動者だけでなく東京のメンバーにとってもさまざまな困難を伴うものでした。それでも頑張って活動を続けていましたが、そのような中、未来賞という形で、私たちの活動を評価していただけたことは大変うれしいことであり、私たちの自信につながり、とても大きな励みとなりました。一般的な助成金は使途が限定されており、たとえ助成金をもらって現地への資金調達はできても、自分たちの資金は不足しているという状況にありました。しかし、今回の助成金は自由な用途に使えるという点で大変ありがたいものでした。物心両面から支えていただいたという思いを強く感じています。この助成金による支援が現地活動の基盤を強くし、自立のための準備期間となることを期待しています。
団体プロフィール
名称 一般社団法人 ジェスペール
活動開始 2012年3月(現地支援開始は2011年9月)
スタッフ 7名
連絡先 〒165-0024
東京都中野区松が丘1-10-13
TEL:090-4611-0904

主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00〜17:30)


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