● 2つの想いが1つになって誕生
お寺を拠点にした、多世代交流・子育て支援活動(通称「てらっこ」)を行っています。てらっこは、「市民に長く愛されてきたお寺を、憩いの場として復活させたい」というお寺の想いと、「子育てを支える場をつくりたい」という私たちの想いが1つになって誕生しました。お寺はお年寄りも集まりやすく、ばぁば、ママ、そして子どもたちの3世代による交流が、ここでは育まれています。
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● お寺ならではのイベントが好評です
絵本、工作、わらべうたなど、子どもたち向けのさまざまなイベントを実施していますが、特に人気があるものが「住職とのティータイム」です。これは、住職の法話を、お茶とお菓子をいただきながら聞くというイベントで、毎回、会場は参加者でいっぱいになります。もちろん、子どもたちも住職の楽しい話に夢中。こうしたイベントへの参加を通じて、子どもたちは心の面でも、ひと回りもふた回りも大きく成長しています。
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● 「てらっこ」を他の地域にも広げたい
昔は当たり前だった、お寺の境内で子どもたちが元気に遊ぶ姿や声が、この地域には戻りつつあります。現在、市内の3つの地域で活動を展開していますが、こうした成果が評判を呼び、他の地域のお寺からも、てらっこ開催のオファーが来ています。まずは「てらっこを市内の各地域に1つずつ」を目標に、ゆくゆくは、お寺を拠点にした地域づくりの試みを全国に広げていきたいと考えています。
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