● 子どもたちが自由に遊べる場所をつくりたい
保育所の跡地を利用して、子どもたちに遊びと学びの場を提供しています。祖父母と同居する家庭が多い地域特性から、
活動開始当初は周囲から「ニーズはあまりないのではないか」と言われていました。
しかし、ふたを開けてみると正反対で、毎日多くの方たちにご利用いただいています。
それは、ここが単なる学童保育の場ではなく、地域の子どもたちにとって格好の遊び場であり、
お母さんたちにとっては交流と息抜きの場にもなっているからだと思います。
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● 大家族のような雰囲気
午前中には未就園児、午後からは幼稚園児、そして放課後になると小学生や中学生といった具合に、
年齢の異なる子どもたちが次々と集まってきます。私たちスタッフが間に入らなくても、上級生がリーダーシップを発揮して、
下級生に遊びを教えたり、面倒を見たりしてくれています。異年齢の子どもたちが一緒に過ごすことで生まれる大家族のような
雰囲気もまた、「あそびのきち」の大きな魅力のひとつです。
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● 障がいのある子もない子も一緒に
ここでは、年齢の差も障がいの有無も関係なく、みんな一緒になって遊び学びます。
そうすることによって子どもたちの心には、お互いの違いを認め合いながら、相手を思いやる優しい気持ちが自然と育まれています。
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