● 子どもたちの元気が地域の活性化につながる
地元の若手経営者を中心に構成された私たち守山商工会青年部は、地域に今ひとつ活気がない理由は
子どもたちに元気が足りていないからではないかと考えました。そこで、子どもたちが楽しく元気になれるイベントとして、
商工会ならではの発想で思いついたのが「子ども商店街」です。子どもたちが自ら、
お店を企画し運営するこの試みは大人気となり、定員の倍以上もの応募をいただくイベントになっています。
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● 企画も運営も子どもたち自身の手で
参加者はグループごとに、それぞれお店のアイデアを出し合います。
青年部のメンバーも調整役として加わりますが、子どもたちの自主性を尊重するため、口を挟むことはほとんどありません。
仕入れの方法や売価、そして売上目標まで、すべてを決めるのは子どもたち自身。
時にはグループ内で意見が分かれることもありますが、みんなで話し合って決めていくこともまた良い勉強になります。
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● 地域で子どもの成長を見守る町にしたい
「子ども商店街」の開催を通じて副次的な効果も生まれています。このイベントをきっかけにして、
参加した子どもたちと青年部のメンバーが親しくなり、普段町で会ったときにも自然と挨拶や会話が交わされるようになりました。
地域の大人と子どもがみな顔なじみとなり、まさに地域の目で子どもたちの成長を見守ることができる。
そんな町を目指してこれからも活動を続けていきたいと思っています。
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