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子育て支援活動の表彰
第11回 文部科学大臣賞・未来大賞
「非行」と向き合う親たちの会(通称:あめあがりの会) 【代表者:春野 すみれ】東京都新宿区

活動内容

思いがけないわが子の「非行」の悩みを、親同士が集まって実体験を語り合い、
ともに支え合う活動を行っています。

● 同じ悩みを抱える親同士の情報交換の場

わが子の「非行」に直面したことをきっかけに、同じ悩みを抱える人たちが集まれる場をつくりたいと、この会を立ち上げました。活動開始当初は不安もありましたが、孤立しつつも懸命に困難と向き合う人たちが全国にたくさんいることを知り、「こんな場所がほしかった」という切実な声が、活動を続ける大きな推進力になりました。4名でスタートした活動ですが、現在は650名の会員が支え合い学び合っています。

● 他の参加者の声を聞き、前向きな気持ちに

都内および近郊で毎月「例会」を開催しています。そこでは、参加者同士が自らの体験や悩みを、成功談も失敗談も率直に語り合います。つらい時期を乗り越えた体験や子どもとの関係を改善するための秘訣などは、実体験に基づくだけに、悩みを抱える親に大きな励ましや気づきをもたらしています。また、例会に来られない人たちとも心がつながれるように、会報「あめあがり通信」を発行してさまざまな情報を伝えています。

● 「非行」は一家庭ではなく地域社会の課題

成長の過程で子どもは社会でのさまざまな困難や納得できない出来事に遭遇します。しかし、子どもの「非行」はすべてが「家庭の問題」と捉えられがちで、親は悩みを抱えていてもSOSを発信できず孤立感を深めてしまう傾向にあります。私たちは、子どもを巡るさまざまな問題を広く発信し続けることで、子どもやその家族を協力して支えられる温かい地域社会になることを願っています。

受賞の言葉

結成から21年、地道な活動に光を当ててくださり、続けてよかったと実感しています。どの子も幸せになりたいのに、一度レールから外れると、今の社会はやり直すことが難しいようです。親がともに支え合うことで、「孤独」から解放されて、力を得ていく姿をたくさん見てきました。これからも、丁寧に歩んでまいります。

団体プロフィール
名称 「非行」と向き合う親たちの会(通称:あめあがりの会)
活動開始 1996年11月
スタッフ 35名
連絡先 〒169-0073
東京都新宿区百人町1−17−14 コーポババ21
TEL.03-5348-7265

主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00〜17:30)


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