2026年3月、新たな3か年計画「住友生命グループ中期経営計画2028」を策定しました。本計画は、契約者をはじめとするすべてのステークホルダーのウェルビーイングに、長期にわたり貢献し続けることを目指すものです。
「社会公共の福祉に貢献する」という住友生命のパーパスに立ち返り、契約者のウェルビーイングを中心に据えながら、一人でも多くの方に対して、一人ひとりにとって最適な価値を将来にわたり提供し続けられる企業グループとなることを掲げています。

本計画では、「住友生命グループVision2030」の実現を確実なものとし、かつ、次なる10年「Next-Decade」においても、不確実な環境変化の中で持続的成長を遂げ、「なくてはならない保険会社グループ」であり続けるために、グループベースの経営計画を策定し、グループ経営の強化を前提に取組みを進めていきます。
社会的価値の側面では、ウェルビーイング価値提供顧客数および Vitality会員数の拡大を通じて、より多くの方々の「よりよく生きる」に貢献していきます。
経済的価値の側面では、グループ保有契約年換算保険料やグループ基礎利益等の主要指標の着実な積上げを図るとともに、財務の健全性を維持しながら、持続的な企業価値向上を目指します。
これらの経営重要指標をグループベースで設定し、その達成に向けて取り組んでいきます。

新たな中期経営計画の推進にあたっては、お客さま本位の業務運営とコンプライアンスへの取組みを事業活動の「礎」とし、社会からの信用・信頼を基盤とした誠実な事業運営を前提に、持続的な価値創造と成長を目指していきます。
国内事業においては、スミセイWX(ウェルビーイング・トランスフォーメーション) の取組みを中心に、事業サステナビリティの強化を図るとともに、「ディストリビューション変革」と「顧客体験価値変革」の2つの変革に取り組みます。
「ディストリビューション変革」では、これまで進めてきたマルチチャネル・マルチプロダクトの取組みを土台に、販売チャネル・プロダクト・サービスを一体で捉え、お客さまに最適な形で価値を届け、コアの価値へつなげていく仕組みへ進化させていきます。
「顧客体験価値変革」では、ウェルビーイングの価値提供の進化に向けて、お客さまの状態の可視化と行動変容の促進、お客さま接点の再設計等を一体で進め、お客さまが価値を実感し続けられる体験へと高めていきます。
これらの変革のドライバーとして AIをはじめとした技術革新を事業に積極的に取り込み、全社横断でデジタル・AI活用を推進することで、「人」の価値の最大化を目指します。営業活動支援、コンサルティングの高度化、事務プロセスの効率化など、事業のあらゆる領域でデジタル・AI活用を推進し、「人とデジタルの融合」を一層進化させます。
資産運用においては、ポートフォリオの高度化を通じて収益力の向上を図るとともに、資産運用全体を責任投資と位置づけ、ESG要素を体系的に考慮した投融資やスチュワードシップ活動を推進します。また、アセットオーナーとして責任投資と収益力向上の両立を図り、資産運用立国の実現にも貢献していきます。
海外事業は各地域のマーケットの規模・成長性を踏まえ総合的に優位性が見込まれる北米・アジアを軸に、グループの地域分散を進めつつ成長事業としての収益基盤の強化を進めます。また、既存出資先とのシナジー発揮に加え、新たな成長機会の検討を進めるほか、グループ経営管理体制を高度化し、グローバルベースでの収益基盤の強化とリスク分散を図ります。
