ご挨拶

「なくてはならない」会社の実現を目指して

取締役 代表執行役社長
高田幸徳

いつも住友生命をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

住友生命は1907年の創業以来、生命保険事業を通じて多くのお客さまとそのご家族の人生を支えるという役割を果たしてまいりました。

昨今、人生100年時代と言われるように超高齢社会が到来し、お客さまの生命保険に対するニーズはますます多様化しております。そうした多様なニーズにお応えすべく、住友生命では、死亡保障、医療や介護の保障、老後の生活への備えなどのご提供に加えて、2018年に健康増進型保険“住友生命 「Vitality」”を発売し、リスクに備えるだけでなく、お客さまの「健康増進」を応援し、リスクを減らすサポートができるよう取り組んでおります。

さらに、お客さまお一人おひとりのニーズにきめ細かくお応えして最適な保障をご提供する観点から、デジタルも活用しつつ、「人」ならではの価値に根差したコンサルティングとサービスの推進に努めております。こうした取組みに加えて、お客さまをしっかりと支えていくための財務基盤の一層の強化、金融機関の窓口販売をはじめとする多様な販売チャネルへの対応、海外での事業展開、新規ビジネスの推進など新たな成長戦略を通じた収益基盤の強化にも取り組んでおります。

2015年に国連サミットでSDGs(持続可能な開発目標)が採択されたことを皮切りに、持続可能な社会実現への関心が一層高まっておりますが、「社会公共の福祉に貢献する」という経営理念のもと、本業で社会課題に取り組み企業価値を向上させていくこと(CSV)が、SDGs達成への貢献にもつながるものと考えております。こうした考えのもと、お客さまの人生を支えるべく、健康増進型保険“住友生命 「Vitality」”等の魅力ある商品をお届けするとともに、商品・サービスの一層の充実を通じて、お客さま・社会の「ウェルビーイング(よりよく生きる)」に貢献できる会社を目指していく所存です。

今後とも、お客さま、職員、社会にとって「なくてはならない」会社を実現するために努力を続けてまいりますので、変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


取締役 代表執行役社長 高田幸徳