ホーム > 住友生命について > 住友生命のCSR > 豊かな社会づくり > 少子化・子育て > 未来を築く子育てプロジェクト > 子育て支援活動の表彰 > 第1回受賞団体

子育て支援活動の表彰

第1回子育て支援活動 過去の受賞作品を紹介いたします

名称

こどもコミュニティケア

代表

松永美紀子

地域

兵庫県神戸市

未来賞

こどもコミュニティケア【代表・松永美紀子】兵庫県神戸市

【受賞の言葉】
 私たちの活動はどれも小さな規模ですが、「スタッフを含めたすべての人、一人一人を大切にすること」を合い言葉にやってきました。地道で、多様で少数のニーズに応える活動を評価してくださって、大変うれしく思っています。これからも「子どもが真ん中」の支援を、ていねいに行っていきたいと思います。

受賞後の様子

受賞が寄付や支援の追い風になりました
2009年1月にオープンした新園舎 大学の実習生、学生ボランティアも増えています。インターンの受け入れも検討中です。  副賞は、2009年1月にオープンした新園舎の工事費にあてさせていただきました。工事のときでないと備えられないハードがありますから、大変にありがたく、とても良い園舎ができたと思います。自分たちで内壁を塗るなど、コスト削減と「手づくり」にも取り組みました。いろいろな方にご寄付などのご支援をお願いしましたが、その際に、「未来賞」の受賞歴があることは、ご支援のみなさまの判断に有力な後押しともなっているものと思います。

活動内容

 自宅の一部を開放して小規模統合保育「ちっちゃな保育所」を運営しています。統合保育とは、医療ケアが必要な子どもや障害を持っている子どもも共に育ちあう保育のことで、感染予防と個別ケアの提供のために定員12名としています。月曜から土曜までの朝7時から夜8時半まで開所しており、夕食の提供や入浴など他にないサービスも提供しています。年間のべ約2,000人の利用があり、その内の1割は経管栄養・気管内吸引などの医療的ケアが必要な子ども、同じく1割は医療的観察などが必要な要観察児です。

活動の経緯・特徴

 代表者が県立こども病院などの勤務で経験した、病児を持つ母親の大きな負担や、病院内で働く女医、看護師らが子育てと仕事を両立できない状況などを何とか支援できないか、と2004年から始めた事業です。看護師と保育士が病児も健常児も一緒に保育すること、一時保育から月ぎめまでフレキシブルな利用制度、家庭的な環境を提供し、保護者と一緒に個別の保育計画を立てること、の4点が大きな特徴です。

運営について

 看護師であり保健師でもある代表者と看護師、保育士からなるスタッフが3名います。それぞれの私生活や研修なども大切に活動しています。また、地域の子育て経験者や学生のボランティアの支援も得ています。


ページの先頭へ戻る