ホーム > 住友生命について > サステナビリティ > ステークホルダーとの信頼関係の構築 > 豊かな社会づくり > 子育て支援 > 未来を築く子育てプロジェクト > 子育て支援活動の表彰 > 第1回受賞団体
【受賞の言葉】
このたびは未来賞を授与していただきましてありがとうございます。大変うれしく、また光栄に思っております。今回の受賞で私たちの目標にまたひとつ近づくことができ、実現に向けてスタッフ一丸となり頑張ります。地域の子どもたちが笑顔で健やかに育つようにこれからもお母さんをサポートしていきます。
食育を通した子育て支援活動から地域が活性化
第1回の受賞をきっかけに料理教室を改装。また、ホームページの拡充を行うことができました。着実な活動やホームページを見ての問い合わせが増え、参加者が増加。毎回遠方から参加してくれる子どもたちもいます。活動拠点の「食育ステーションまきの」を中心に教育機関、商店街、農家、企業、行政関係、地域と連携をとりながら事業を展開することができました。
一つの成果として、子どもたち自らが献立の買い物から後片付けまでを行う『キッズ・キッチン』を始めてから、地元商店街に子ども達の姿が増え明るく元気な雰囲気が広がり、商店街が活性化したと話題になっています。また、商店街の皆さんも、買い物に訪れる子どもたちの顔を覚え、地域で子どもたちを見守ってくれています。
その他にも農業体験教室、保育園・幼稚園・小学校への出前授業などを定期的に開催。「食育ステーションまきの」を飛び出し、活動が広がりをみせています。
料理教室をオープン!副賞を活用させていただきました
1階の空き店舗を改装して昨年8月に料理室をオープンしました。子どもが安心・安全に料理ができるように、調理台の下には収納式の踏み台を設置し、火を使わないIHコンロを2台と低い流し台を設置。包丁、まな板などの調理器具や茶碗、皿などの食器は子ども用を揃え、ママが子連れで参加できるようにキッズコーナーをつくり、赤ちゃんを寝かせられることができるスペースをつくりました。このような改装費の一部に副賞を使わせていただきました。
2005年9月に「食育ステーションまきの」を開設。子どもたちの健康と豊かな食生活を実現するために、子育てママのための食育料理教室と、2歳からの親子クッキングを実施しています。子どもの食事や栄養の勉強をしてから料理を作ることで、母親は食に関する知識を身につけることができます。他にはヨガなどの保育付きカルチャー教室や、小学生の放課後居場所作りと食育を組合せた“キッズ・キッチン”が好評です。
小学6年と4年の子どもがおり、子育ての悩みを抱える母親が増える中、自身の経験を生かして仲間が集まり子育て支援を行うことになりました。食の安全や栄養の偏りなどが問題視されており、子どもたちに食べることの大切さを伝えようと、仲間と相談して食育をテーマにしました。
子育て支援は収入源として大きなものは期待できないため、別財源が必要だと考え、パン作り講師の経験を生かし、1階を市内で唯一の米粉(こめこ)パン屋としてオープンし、その売上げを子育て支援に回すことにしました。食育のスタッフは管理栄養士や保育士で、現在は有償ボランティアという形で運営をお願いしています。また、それまでは年齢層が高い買物客でしたが、若い主婦が買い物をするようになり以前に比べると商店街が活気を取り戻してきたと言えます。