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子育て支援活動の表彰

第4回子育て支援活動 過去の受賞作品を紹介いたします

名称

豊田市男性保育師連盟

活動開始

2005年7月

スタッフ

非常勤無給11名

活動

父親の育児支援連続講座「子育て戦隊パパレンジャー」を中心に、「パパッパパ」「それいけ!父ちゃんマン」など、随時、子育てイベントを企画したり出張したりしている。

連絡先

「財団法人あすて」:
〒473-0911 愛知県豊田市本町本竜43
TEL.0565-52-0362
豊田市男性保育師連盟 会長 今津太陽

※愛知県豊田市では、公立の幼稚園・保育園施設、私立の保育園はすべて幼保一体の「こども園」であり、公立園は「保育師」という呼称を使っている。

未来賞

豊田市男性保育師連盟【代表・今津太陽】愛知県豊田市

父親たちに笑顔で子育てしてもらいたい

【パパにも子育てを楽しむ機会を】 ・父親対象の子育てイベントは初めて参加しましたが、おもしろかったです。子どもが喜んでくれるのがうれしい。 ・男性の方が指導してくれると父親は参加しやすいです。他にも家でできる遊びを教えてもらいたい。

【受賞の言葉】
  ありがとうございま〜す! 今まで地道に活動してきたことが認められたことはとってもうれしいです。そして何より、仲間と楽しんで活動してきた結果だと思います。保育師(士)の仕事の傍ら休日を使っての活動なので、行政から批判的に見られがちだった僕たちです。この活動は、自分たちの保育技術の向上を図るとともに、父親の育児支援を促し、子どもたちに笑顔を増やすことを目的としています。活動を続けてきたことで、数年前とは明らかに父親の子育てに対する意識が変わってきたことを感じています。これからも、豊田市が“全国一パパの子育てしやすい街”になることを目指して、僕たちらしく楽しんで活動していきたいと思います。

受賞後の様子

 受賞を機に、評価の声や様々な協力を新たにいただけるようになり、今まで地道に活動を続けてきたことが社会に認められたと実感することができました。そして、そのことは自分たちの中で確実に自信へとつながっています。子どもはもとより親御さんからも人気の高い「子育て戦隊パパレンジャー」は、豊田市内ではだいぶ名前が浸透しており、最近では隣町からの参加者や見学者も増えています。また講座についても「色々な地域の父親と交流が持てるのが良い」と参加者からは好評で、新たな試みとして、誰でも自由に参加できる一回講座や、移動動物園の企画にも挑戦しました。子育て支援施設や子育てサークルなど多数のイベントから声をかけていただいているのですが、自主企画イベントの規模が大きくなってきていることもあって多忙のあまり断らざるを得ない、というのが現在の悩みの種です。

活動内容

父親の育児参加を促し、父親が子育てを楽しむことで子どもたちに笑顔を増やすことを目標に活動

父親が子育てを楽しめるヒントを
 日本の父親が育児に費やす時間は、世界的に見ても最低の水準。父親は子どもと関わる時間があまり持てないのが現状です。男性保育師として、自分たちにしかできない育児支援は何かを考え、「父親が子育てを楽しめば、家族に笑顔が増える」をテーマに活動を展開。父親に視点をあてた親子のふれあい遊びを伝える活動をしています。
 イベントでは、どうやって子どもと接したらいいのか迷っている父親のための“家庭で行える遊び”や保育師ならではの保育教材などを使った“ここでしかできない遊び”、メンバーの特技を生かした“ピアノやギター、ダンスなど”の3点を盛り込んだ構成にしています。
父親たちに子育てを楽しんでもらい、父親たちが活動するきっかけになればと思っています。

男性の保育師に求められていること
 私は、保育師となってから、職場で“男性の保育師らしさ”を求められ、自分なりにそれに応えようと模索してきました。しかし、職場に男性は私1人きりで、自分の保育に行き詰まりを感じていました。そんなときに、親子のワークショップを行っている方との出会いがあり、一緒にワークショップを行いました。その活動に参加した方の反響も大きく、父親を対象とした活動を始めるきっかけとなりました。
 いまでは、勤務先のこども園の保護者もパパレンジャーのイベントに参加してくれるなど、着実に地域での広がりを感じています。また、この活動を通して、少しずつ男性の保育師に対して保護者の見る目が変わったことを実際に感じています。

メンバー全員が男性保育師
 メンバー全員が、豊田市の男性保育師または園長です。これまでメンバーの数は、多いときには20名近くになったこともありますが、現在は有志のメンバー11名で活動しています。第一に仕事、第二に趣味、第三がこの活動というのが建前です。しかし、実際には趣味の時間がとれないくらい忙しい時もあります。それでもメンバー全員でこの活動を楽しんでいますし、今ではこの活動が趣味のようになってきています。


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