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子育て支援活動の表彰

第5回子育て支援活動 過去の受賞作品を紹介いたします

名称

NPO法人 子どもの村を設立する会

活動開始

2004年6月

スタッフ

30名

活動

「子どもの村」づくりを目標に、食育事業などを通じて、施設に暮らす子どもたちを支援している。また年に数回、農作業を始めとした体験学習の場を設けている。

連絡先

〒604-0845
京都府京都市中京区二条殿町541番地4階 相談室
TEL.075-255-4855

未来大賞

NPO法人 子どもの村を設立する会【代表・田原邦夫】京都府京都市

傷ついた子どもたちの健全な育成を支援する

存在が認められたとき、笑顔は輝き、自信が生まれます 「子どもたちの主体性を引き出す」ことを目標に、ボランティアに参加しました。苦戦しながらも一生懸命に田植えをしている子どもたちの姿を見て、うれしい気持ちになりました。 初めての海を楽しむI君と遊んだ海辺の時間が印象に残っています。一緒に拾った貝殻やきらきらの石を、今も大切にしてくれているのかなと考えたりします。

【受賞の言葉】
 虐待や育児放棄に関する痛ましいニュースを、毎日のように目にします。傷ついた子どもたちが未来に夢を抱いて生活できるように、新たな出会いや絆を大切にした様々な事業や行事を、草の根レベルで行っています。設立して7年目を迎えますが、このたび活動を認めていただけたことの喜びは何ものにもかえがたいものです。少子化の進むなか、子どもたちを社会全体で健全に育むことが、私たち大人の役目だと考えています。明るい未来への扉を開けていただいた本プロジェクトに感謝いたします。ありがとうございました。

受賞後の様子

 食の安全に注目し、食育事業の内容を充実させました。子どもたちとの関りを深くするため、食育(調理実習〜後片付け)と農業体験、宿泊までに充実・発展させました。ワークショップも開催し、専門講師を招いて他施設の職員の意見交換の場をつくり、抱える問題の共有・解決に向けた活発な話し合いができました。
 参加した大人からは、「児童養護施設同士の交流はほとんどなかったので、大変良かった」「子どもたちと思いっきり遊べました。他の施設にはない企画でうれしかった」との評価をいただき、子どもたちも「来年も行きたい」と言ってくれています。また、京都府下の過疎化が進む地域の団体との連携を進め、協力団体の「氷室の郷」では子ども行事が活発化するなど、人・地域を結ぶ相乗効果をもたらしています。(現在は、「NPO法人 子どもの村 Kyoto」として活動をしております。)

活動内容

虐待・育児放棄などにより傷ついた子どもたちの健全な育成のため、宿泊事業・野外活動事業・食育事業を実施

●食事の準備から後片付けまで学ぶ食育事業
 京都市内の児童養護施設や母子家庭支援施設を訪問し、各施設が抱える問題や子どもたちに必要な支援について一緒に考え、専門家を交えて支援活動に取り組んでいます。施設で暮らす子どもたちが抱える問題点のひとつは、日常生活の経験の乏しさです。特に食については、入所中は給食として提供されることもあり、料理の仕方や食材の買い物の仕方といった基本的なことさえ身についていない子もいます。食育事業では、施設では体験できない食事の準備から調理、後片付けまでを支援スタッフとともに行い、共同作業の大切さを教えるとともに、子どもたちの自立・自活力を養っています。

●非日常体験により大きな成長を期待
 京都市内の児童養護施設や母子家庭支援施設を訪問し、各施設が抱える問題や子どもたちに必要な支援について一緒に考え、専門家を交えて支援活動に取り組んでいます。施設で暮らす子どもたちが抱える問題点のひとつは、日常生活の経験の乏しさです。特に食については、入所中は給食として提供されることもあり、料理の仕方や食材の買い物の仕方といった基本的なことさえ身についていない子もいます。食育事業では、施設では体験できない食事の準備から調理、後片付けまでを支援スタッフとともに行い、共同作業の大切さを教えるとともに、子どもたちの自立・自活力を養っています。

●活動に携わる全ての人がともに成長していく
 施設外の活動を通じて刺激を受けるのは、子どもたちだけではありません。施設のスタッフもまた、外部ボランティアと交流したり、普段なかなか見ることのできない子どもたちの笑顔を目にすることで、大きな刺激を受けているようです。このように側面からの支援を行うことで、施設に暮らす子どもたち、施設のスタッフ、そしてボランティアメンバーが相互に成長できることが、私たちの活動の意義だと考えています。


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