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子育て支援活動の表彰
第6回 未来賞
特定非営利活動法人 多世代交流館になニーナ 新潟県長岡市 代表者:佐竹 直子 中越地震の仮設住宅を再利用し、多世代交流の場を提供しています

活動内容

中山間地域の高齢者を講師に迎えて、郷土料理を教わりながら交流する「山のお母さんの料理教室」等、多世代交流事業を多数実施しています。

● 中越地震をきっかけに、私たちの活動はスタートしました

 2004 年の中越地震で被災した折に、災害時には子育て世代が孤立しがちであることを強く感じました。孤立を防ぐためには、日頃から人や地域とつながりを持つことが大切であると考え、そのための拠点を作るところから、私たちの活動は出発しました。現在使っている交流館の建物も、実は仮設住宅を再利用したものです。東北地方で今なお苦労されている子育て世代の方たちに、私たちの経験をお伝えすることで、少しでも復興のお役に立てれば幸いです。

● 継続的な交流の拠点になっています

 多世代交流館になニーナの良いところは、地域の方たちが継続的に集い交流することで、より強い結びつきを築くことができる点にあります。それによって、子育てを終えた参加者が、今度は支援する側にまわるといった好循環も生まれています。多世代の方との交流によって、母親たちは多様な考え方や価値観、情報に接し、子育てだけではない自分の生き方、社会との関わりについて考え直すきっかけになっています。

● さまざまな世代の方が参加

 子育てに関する悩みを分かち合う「子育てサロン」、手芸など好きな手仕事を持ち寄って楽しむ「手しごとカフェ」、体を動かして心も元気になる「健康お茶会」。いずれの活動においても、シニア世代の参加も促すことで、多世代の交流が着実に育まれています。今後は、行政や企業との連携も強化して、この多世代交流の試みを横へと広げていきたいと考えています。

受賞の言葉

受賞のご連絡をいただき本当にうれしかったです。たくさんのご支援くださる方々に支えられての活動ですので、受賞の喜びを感謝にかえて、皆で分かち合いたいです。人とのつながりが希薄な今の世の中に、多世代交流の風を吹き込むことで、子どもの輝きや、母親たちの本来の力が引き出される社会になるよう願っています。

参加者の声

になニーナに出会う前は居場所がないと感じていました。子育て支援センターに行っても人間関係が広がらず、社会から孤立して取り残された気がしていました。ここでは、自分の居場所ができ、いろんな人と関わり、自分の生き方が変わりました。
世代間交流は難しい。今後はこのような擬似多世代家族体験が必要だと思う。
受賞後の様子
 受賞について地元のマスコミに取り上げていただいたこともあり、私たちの活動に対して地域の方々からより多くの理解と応援をいただけるようになりました。6月には市長をはじめ関係者・支援者総勢140名を招待して「みんなで未来賞を祝う会」を開催し、各方面とのつながりを再確認することができました。スタッフにも自信や誇りが生まれ、活動全般に対してはずみがつきました。また、社会に貢献する活動をしている団体だという周りからの認識が高まったと実感しています。未来賞の受賞のおかげで、自分たちの活動の意味や目的を問い直す機会を持つことができ、今後の事業に活かしたいと考えています。助成金は、交流スペースの補修工事費や、増員した事務局補助スタッフの人件費として使わせていただきました。
団体プロフィール
名称 特定非営利活動法人 多世代交流館になニーナ
活動開始 2007年1月
スタッフ 25名
連絡先 〒940-2023
新潟県長岡市蓮潟4-2-25
TEL:0258-28-8627

主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00〜17:30)


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