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子育て支援活動の表彰
第7回 未来賞
特定非営利活動法人 いこま山の子会「いこま山のようちえん」奈良県生駒市 代表者:紀村 典子 自然豊かな生駒の山の中で、自由保育・自然保育を行う、園舎のない“ようちえん”です

活動内容

保育理念である「自由な精神を持つ子どもを育てる」ために自由保育・自然保育を実現し、
保護者と共同運営をしている、“ようちえん”です

● いつの間にか心も体もたくましく

 子どもたちは山の中で五感をフルに使って自由に遊び、そしてそこから多くのことを学びます。 野外だからといって、天候や季節によって活動を制限することはしていません。 雨の日でも冬の寒い日でも、むしろ子どもたちは喜んで元気に外を走り回っています。 また、みんなで行う自然遊びを通じて子どもたちは、体力だけでなく想像力や協調性も育むことができます。

● 自由な精神の開放

 もう一つの大きな特徴が自由保育です。カリキュラムをあえて設定せず、日々の遊びや行事も子どもたちが考え、それを保育スタッフがサポートします。
 もめ事が起きても、できるだけ自分たちで解決するよう見守ります。悪いとされがちな本当の気持ちを表現すること、 さらにそれを受け入れてもらえることにより、自尊感情や問題解決能力が育つのです。 また、保護者が運営に参加することで、家庭でも自由教育を実践できるようになります。 生きていく上で必要な力を身につけることも、自由保育・自然保育の大事な目的のひとつです。

● 行政や地元団体の協力を得て運営

 自然の中で行う“ようちえん”活動では、土地の所有者であるお寺や行政、 地域で活動を続けている各種団体のご支援とご協力のもと、継続性を持った活動ができています。 未来を担う子どもたちのため、子どもを取り巻く人々が協力し、高め合っていける関係性こそが、 「いこま山のようちえん」の理想的な形だと考えています。

受賞の言葉

子どもたちの生きる力を育むため、活動してきたことを認めていただき、本当にうれしく思います。 生駒山に抱かれ、子どもたちが毎日泣き笑い、のびのびと生きられることを大切に、ずっと続けていきたいです。 子どもが大人になったとき、帰って来られるふるさとや仲間でいられるように、これからもがんばっていきたいと思います。

受賞後の様子
 未来賞をいただけたことは、活動を続けていく大きな励みと自信になりました。表彰されたことによって地元の協力団体との絆が深まり、周囲からの信頼度が上がり理解も広がりました。そして、生駒市内外の環境団体や生活協同組合等と連携し、広く一般参加者を募る事業を実施できるようになり、活動の幅が広がりました。地元行政との関係も密になり、認可外ようちえんではありますが、子どもの健全育成を図る活動として市民活動団体の一つに位置づけられています。最近は、近隣の大学やNPOセンター等の協力により、活動理念の掘り下げ、ワークショップ形式での団体活動の強みと弱みを考えながら、経営分析を受けて組織の運営基盤強化を図っています。
 こうした中、未来賞に続いて、第3回「ならソーシャルビジネスコンテスト2013(奈良NPOセンター主催)」にて大賞を受賞することができました。これらの二つの受賞は、活動を開始した当初のサークル的な集まりから脱皮し、成長を続けていることを自他ともに認識できる大きな出来事となりました。
団体プロフィール
名称 特定非営利活動法人 いこま山の子会「いこま山のようちえん」
活動開始 2008年4月
スタッフ 7名(うち有資格者6名)
連絡先 〒630-0255
奈良県生駒市山崎新町1-40
TEL:0743-75-6286

主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00〜17:30)


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