● いつの間にか心も体もたくましく
子どもたちは山の中で五感をフルに使って自由に遊び、そしてそこから多くのことを学びます。
野外だからといって、天候や季節によって活動を制限することはしていません。
雨の日でも冬の寒い日でも、むしろ子どもたちは喜んで元気に外を走り回っています。
また、みんなで行う自然遊びを通じて子どもたちは、体力だけでなく想像力や協調性も育むことができます。
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● 自由な精神の開放
もう一つの大きな特徴が自由保育です。カリキュラムをあえて設定せず、日々の遊びや行事も子どもたちが考え、それを保育スタッフがサポートします。
もめ事が起きても、できるだけ自分たちで解決するよう見守ります。悪いとされがちな本当の気持ちを表現すること、
さらにそれを受け入れてもらえることにより、自尊感情や問題解決能力が育つのです。
また、保護者が運営に参加することで、家庭でも自由教育を実践できるようになります。
生きていく上で必要な力を身につけることも、自由保育・自然保育の大事な目的のひとつです。
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● 行政や地元団体の協力を得て運営
自然の中で行う“ようちえん”活動では、土地の所有者であるお寺や行政、
地域で活動を続けている各種団体のご支援とご協力のもと、継続性を持った活動ができています。
未来を担う子どもたちのため、子どもを取り巻く人々が協力し、高め合っていける関係性こそが、
「いこま山のようちえん」の理想的な形だと考えています。
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