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子育て支援活動の表彰
第7回 未来賞
特定非営利活動法人 Japan Hair Donation & Charity 大阪府大阪市 代表者:浅野 憲真 寄付で集まった毛髪を使って小児用ウィッグを制作 髪の毛を失った子どもたちに無償で提供しています

活動内容

病気などによって髪を失った18歳未満の子どもたちに、
全国から寄付された毛髪を使って制作した「Onewig」を無償で提供しています

● ヘアドネーションを推進する日本で唯一の団体

 団体名にある「ヘアドネーション」というのは、髪の毛の寄付のこと。 寄付された毛髪はウィッグへと生まれ変わり、病気などによって髪を失った子どもたちに提供されます。 寄付の受付から、小児用ウィッグの制作、そしてお渡しする際のスタイリングまでを一貫して、 無償で行っている団体は世界でも珍しく、日本では私たちだけだと思います。

● 本物の髪の毛を集めるため美容室のネットワークを構築しています

 通常流通している化学繊維などを使用した小児用ウィッグは、見た目にもかつらであることがわかりやすく、 子ども同士のいじめの原因などになってしまうこともあるようです。そこで私たちは、 よりその人らしさを表現することができる人毛100%のウィッグを制作するために、活動に賛同してくれる美容室を広く募り、 毛髪の寄付のお手伝いをお願いしています。全国各地に広がりつつあるこのネットワークをより充実したものにしていくことが、 私たちの当面の目標です。

● ヘアドネーションという文化を創りたい

 欧米諸国ではごく当たり前に行われている髪の毛の寄付ですが、日本での認知度や理解度はまだ十分とは言えません。 ウィッグを待ち望んでいる子どもたちが大勢いる一方で、残念ながら供給が追い付いていないというのが現状です。 今以上に多くの方たちにご賛同・ご協力いただくことで私たちの活動の輪を広げ、 ヘアドネーションという素晴らしい文化を日本にもぜひ定着させたいと考えています。

受賞の言葉

病気や事故、遺伝的な要因から髪に悩みを抱く子どもたちがたくさんいます。 しかし、子ども向けの医療用ウィッグは決して安価とは言い難く、諦める方もたくさんいます。 この受賞を機に、より多くの方に私たちの活動を知っていただき、 一人でも多くの子どもたちの未来が明るく輝くように、と願ってやみません。

受賞後の様子
 ウィッグの完成を心待ちにしている子どもたちにとって、常に30名以上の順番待ちがあたりまえという状態でした。受賞後は、その問題を少しずつ解消することができ、本当にうれしく思っています。また、本プロジェクトの小冊子に掲載されたことがきっかけで、大手百貨店でパネル展示をさせていただき、活動を広く知ってもらえる機会となりました。それによる募金収入もあり、大変感謝しています。
 また、「賛同美容室になりたい」というヘアサロンが増加している他、毛髪の寄付や募金、ウィッグの提供希望も増え、反響の大きさを実感しています。
団体プロフィール
名称 特定非営利活動法人 Japan Hair Donation & Charity
愛称:NPO法人 JHDAC(ジャーダック)
活動開始 2008年8月
スタッフ 5名
連絡先 〒531-0072
大阪府大阪市北区豊崎3-8-18-2F
TEL:050-3357-3860

主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00〜17:30)


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