● 震災で傷ついた子どもたちの笑顔を取り戻すために
宮城県栗原市は、ここ数年の間に二度の大きな地震に見舞われました。
一度目は平成20年の岩手・宮城内陸地震、二度目は東日本大震災です。
地震による被害をもっとも受けたのは子どもたちでした。
ここ栗原市でも、町から子どもたちの元気な声と笑顔が失われました。
復興に追われるなかで手の届きにくくなる子どもたちの支援活動を、
子どもたちの心に寄り添った形で、私たちは日々行っています。
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● 子どもたちを楽しませるためのイベントが盛りだくさん
子どもたちのための居場所・遊び場として、市内の2つの地区で「くりはらあそびランド」を定期的に開催。加えて他の地区でも要請に応じて、読み聞かせや紙芝居、人形劇や工作などの楽しい催しを実施しています。「くりはら子どもだがしや」を開催したときには、手づくりのイベントながら200人を超える子どもたちが集まり楽しんでくれました。
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● 困ったときには助け合う「ちょうどいやんべな関係」
当団体のメンバーとしてさまざまな方が活動に携わってくれていますが、各種イベントの開催時には、子どもたちの保護者も参加し熱心に手伝ってくれます。この地域は昔から、何かあった際にはみんなで助け合う意識が高いところで、そうした関係を「ちょうどいやんべな関係」と呼んでいます。これからも「ちょうどいやんべな関係」を大事にしながら、子どもたちのための活動を続けていきたいと思っています。
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