● 味噌汁の力を通じて、子どもたちの未来を強くしたい
「一杯の味噌汁プロジェクト」は、日本の伝統食である味噌汁づくりを通じて、子どもたちの心と体を健やかに育むことを目指すプロジェクトです。子どもたちには食材の調達や調理といった生きるために必要な力を身につけてもらい、若いお母さんたちには味噌汁を通して食を、またその食材を生む秋田という地域の良さを見直してもらうために、さまざまな教室・イベントを開催しています。
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● 「秋田」だからこその味噌汁
恵まれた環境の中で生まれ育った今の子どもたちは、東日本大震災のような大きな困難に直面したときに、強くたくましく生きていくことができるのだろうか。そうした疑問と不安から、私たちの活動は生まれました。育ちの原点は食べることです。秋田県は米どころであると同時に味噌どころでもあり、またおいしい野菜もたくさん採れる、そんな場所だからこそ「味噌汁」に着目しました。この活動を通じて、子どもやお母さんたちはもちろん、地域全体を元気づけるお手伝いができたらと思っています。
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● 目標は、子どもたちみんながおいしい味噌汁をつくれるようになること
私たちはこの活動を長い目で考えていて、たとえば20年先、30年先に、成長した子どもたちみんなが自らの手で味噌汁をつくれるようになっていることが一つのゴールです。「秋田県の子どもたちがつくる味噌汁はとてもおいしい!」と言ってもらえるくらいに、この活動が浸透すればうれしいです。
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