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子育て支援活動の表彰
第8回 未来賞
一般社団法人 大分県助産師会 大分県大分市 代表者:黒本 美耶子 産前産後だけにとどまらず、女性の“一生”に寄り添った支援活動

活動内容

産前産後の子育て・女性健康支援活動から、「いのちの大切さ」出張講座、孫育て等、
女性の一生に寄り添った活動をしています

● 365日いつでも頼れる電話相談

 古くから大分県は助産師の活動が盛んな土地ですが、助産師会として組織的に活動を行うようになったのは、日本助産師会の呼びかけに応じて1999年に「子育て・女性健康支援センター」を設置したのがきっかけです。当時から現在まで続く「赤ちゃん&おっぱい電話相談」は約80名の助産師が持ち回りで担当しています。年中無休の相談ダイヤルは全国的に珍しいこともあって、大分県外からも毎日多くの相談が寄せられています。

● お母さんたちの声を踏まえて活動の幅を拡大

 乳幼児健診などに訪れたお母さんたちを対象にアンケートを実施し、そこで拾い上げた声をもとに活動の幅を段々と広げてきました。たとえば、お母さんたちとおじいちゃん・おばあちゃんとの間で子育てを巡るトラブルが多いことに着目して始めた「孫育て教室」などはその一つです。その他にも、新米ママ・パパの悩みにお答えする「プレママ・プレパパ教室」や、命の大切さを広く伝えるための出張講座なども精力的に行っています。

● 困っている人に手を差し伸べる助産師の精神を次の世代へ

 大分県助産師会は、産前産後という限定された時期だけでなく、女性の一生に寄り添った支援活動を継続的に行ってきました。前身である大分産婆会の時代から続いている活動は、年輪を感じさせる重厚なものであり、先人たちの想いが詰まっています。そんな命に寄り添う精神と取り組みが、よき伝統として受け継がれていくことを願っています。

受賞の言葉

地道な妊産婦支援の活動を認めていただき、感謝しております。地域の方々により満足していただける「いいお産」や「いい相談」が提供できるよう、子育てに悩む女性に寄り添いながら、将来を担う子どもたちが生き生きと力強く生きていける「明るい未来」へのお手伝いを続けていきたいと思います。

受賞後の様子
 この賞を受けて、“子育て日本一”を目指す大分県の保健福祉部長と対談をして、今後も協力を依頼されました。今まで実施していなかった中学校や高等学校から、「中学生と乳幼児親子ふれあい体験」の講義の要請をいただけるようになりました。生徒さんたちは、生後5〜7カ月の赤ちゃんと触れ合う機会が新鮮であったり、妊婦体験ジャケットを付けて家事一般をこなす実演をしたり、親になることの責任と大変さを学習してもらいました。親への感謝と自分の将来を考える機会となったという生徒さんたちからのメッセージと同時に、保護者からは、思春期の難しい年頃であまり会話のなかった我が子が、小さい頃のことなどを質問するなど変化があったとの声を頂きました。保護者や、校長先生からも今後も是非継続して欲しいと要請を受けました。
 長年地道に活動を続けていた会員と共に、本受賞のお祝いをしました。大分県内の読者の方々から励ましのお言葉、激励のお言葉を地域に根ざしている会員に直接お声がけしていただいたと報告を受けました。受賞を契機に、会員が徐々に増加しています。この賞が会員の励みになりました。
団体プロフィール
名称 一般社団法人 大分県助産師会
活動開始 1999年7月
スタッフ 204名(会員数)
連絡先 〒870-0035
大分県大分市中央町4-2-29 園田ビル 201号
TEL.097-534-0753

主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00〜17:30)


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