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子育て支援活動の表彰
第8回 未来賞
特定非営利活動法人 うりずん 栃木県宇都宮市 代表者 : 橋 昭彦 医療依存度の高い子どもを預かり、ご家族にひと時の安心・安全・安楽を提供

活動内容

人工呼吸器や経管栄養などの医療的ケアが必要な重症障がい児者を日中お預かりし、
家族にひと時の休息をお届けするレスパイトケア事業を行っています

● 重い障がいを抱えた子どもとご家族のために

 医学の進歩に伴い数多くの幼い命が救われる一方で、人工呼吸器や経管栄養などの医療的ケアを必要とする子どもたちが増えています。そしてそこには同時に、周囲から十分な支援を得ることのできない環境の中で孤立し、やがて疲弊していくご家族の介護の厳しい現実があります。私たち「うりずん」は、医療依存度の高い心身障がい児をお預かりし、ご家族にひと時の安心・安全・安楽をお届けする活動を行っています。

● より多くの利用希望者の受け皿になりたい

 栃木県内には重度の障がいを抱える子どもに対応できる施設が少ないため、宇都宮市だけでなく、周辺の日光市や鹿沼市などからも利用者が訪れています。「うりずん」では現在、約30名の日中お預かりと、約15名の居宅介護を行っていますが、増え続けるニーズに対応するため、今後は放課後デイサービスや居宅訪問型保育などにも活動の幅を広げていきたいと考えています。

● ご家族の喜びの声が何よりの励み

 施設を開設してから7年間にわたり、子どもたちには必要な医療的ケアと楽しいイベントを、そしてご家族にはひと時の休息を提供してきました。その間、介護の負担から解放されたご家族からは「きょうだいの学校行事に参加することができた」「次の子どもを妊娠・出産することができた」といったうれしい便りが次々と届けられており、そうした声は、私たちが活動を続けていく上で何よりの励みになっています。

受賞の言葉

このたびは身にあまる賞をいただき厚く御礼申し上げます。医学の進歩により多くの幼い「いのち」が救われる一方、医療に依存して生きる子どもたちが増えています。「うりずん」は、より多くのニーズに対応できるよう「新たな拠点」へ移転します。受賞を励みに、これからも子どもたちとご家族に「安心」と「安全」、そして「楽しいひと時」をお届けしてまいります。

受賞後の様子
 この度は身に余る賞をいただき、誠にありがとうございます。医学の進歩により、多くの幼い「いのち」が救われる一方、医療に依存して生きる子どもたちが増えています。「うりずん」は2016年4月、より多くのご利用希望に応えられるよう「新たな拠点」へ移転。受賞を励みに、これからも子どもとご家族に「安心」と「安全」、そして「楽しいひと時」をお届けしてまいります。
 副賞は、新施設の移転にともなう備品(事務机やイス等の事務機器、冷蔵庫やパソコンなど電気製品)の購入費の一部に充当させていただきました。どれも、うりずんの支援活動に欠かせない備品です。2016年9月10日に新施設内の中庭で「秋まつり」を開催しました。旧施設では敷地が狭く、想いはあっても実現は不可能だったので今回が初めての試みでした。利用者や家族だけでなく、地域の人々にも参加を呼びかけ、200人を超える来場者を得て盛会でした。
 また、利用者のお母さんたちがサークルを立ち上げ、「うりずん」の地域交流スペース(愛称:ゆいまーる)で毎月2回、親睦の集いを行っています。悩みの相談から、カフェ、フラダンス教室、勉強会など活動の輪が広がっています。
 今後も、ご利用者、ご家族、地域の人々と交流を深め、「うりずん」の理念である「障がいがあってもなくても人々が共に助けあう社会の実現」を目指します。
団体プロフィール
名称 特定非営利活動法人 うりずん
活動開始 2008年4月
スタッフ 14名
連絡先 〒321-2117
栃木県宇都宮市徳次郎町365 -1
TEL.028-601-7733

主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00〜17:30)


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