● 地域に根差した国際交流
外国籍の住民が数多く暮らす愛知県の犬山・小牧地域には、言葉の壁にぶつかって学校に馴染めず、授業にもついていくことのできない子どもたちが少なくありません。学校や保育園側でも対応に苦慮している中、私たちシェイクハンズは、そうした子どもたちのための放課後の居場所づくりと学習支援を中心に、親世代も含めた外国籍住民と地域住民との交流活動などを行っています。
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● 幅広い活動で、外国籍の子どもや発達障がい児などをサポート
私たちの寺子屋では、幅広い子どもたちに対して学習支援を行っています。たとえば寺子屋に通う子どもたちの中には、発達障がいを持った子どももいるため、そうした子どもたちを対象にした特別なクラスなども設けています。子どもたちの年齢や日本語の習熟程度、そして障がいの有無といった個性の違いを踏まえたさまざまなクラスを週6回にわたって開催することで、多様な困難を抱える外国籍住民を広くサポートすべく日々奮闘しています。
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● 少しずつ成果が出はじめています
放課後の短い時間だけで、目に見える成果を得ることは決して簡単ではありません。それでも、ここに通う子どもたちの学習意欲と進学率は確実に上がっていますし、なかには難関大学に合格する子どもも出てきています。そのように努力して夢をつかみ取った子どもたちが「希望の星」となり、次に続く子どもたちの目標やお手本になってくれればと、願っています。
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