● 子どもたちが主役です
こおりやま福来応援隊の活動は、3人の小学5年生が発起人となり、「自分たちでできる震災復興活動」としてスタートしました。必要に応じて大人がサポートすることもありますが、基本的には、事業の企画立案から実行までを担うのはすべて子どもたちです。活動に参加する子どもたちからは、チャレンジしてみたいことのアイディアが次々と出てきて、その発想の豊かさにはいつも驚かされます。
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● 活動を通じて培った自主性や実行力が大きな財産
これまでに、子ども商店街でのご当地グルメの開発を始め、子どもラジオ、子ども応援CM、子ども農場、被災地への研修旅行といった活動を行ってきました。子どもたちの手によるユニークな取組みということで、メディアから取材を受けることも少なくありません。しかしそれ以上に大きな財産は、多彩な活動を通じて得た自主性や実行力などであり、こうしたスキルは、子どもたちが次のステージに進んだ際にも必ず役立つものと思います。
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● 子どもと大人が一体となった新しい子育ての形
福島県には震災に伴う問題がいまだ山積していますが、子どもたちが主体となりながら、親子が一緒になってさまざまな問題の解決に取り組む私たちの活動は、単に震災からの復興支援という枠にとどまるものではないと考えています。言うなれば、大人を巻き込みながら子どもたちの自主性を育む、そんな新しい子育ての形になるのではないかと期待しています。
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