ホーム > 住友生命について > サステナビリティ > ステークホルダーとの信頼関係の構築 > 豊かな社会づくり > 子育て支援 > 未来を強くする子育てプロジェクト > 子育て支援活動の表彰 > 第10回 > 受賞団体

未来を強くする子育てプロジェクト 子育て支援活動の表彰 女性研究者への支援 プロジェクトからのメッセージ 選考委員会のご紹介 結果発表 コンテンツマップ Facebook 住友生命公式ページ 住友生命のCSR
子育て支援活動の表彰
第8回 未来賞
特定非営利活動法人ぎふ多胎ネット 岐阜県多治見市 代表者 : 糸井川 誠子 多胎家庭への切れ目のないサポートで、安心して出産・子育てできる環境の整備を推進

活動内容

多胎育児の経験を活かし、行政などと連携しながら
多胎家庭のニーズに合わせて妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援をしています

● 多胎育児経験者を中心とした支援ネットワーク

 県内に拠点を置く多胎サークルのリーダーたちが集まって交流会を開催したことをきっかけに、「ぎふ多胎ネット」は設立されました。社会的に孤立しがちで、単胎家庭に比べて虐待リスクが高いとも言われる多胎家庭に対して、多胎育児経験者が中心となって当事者目線の支援を行うことで、安心して多胎児を産み育てることのできる社会の実現を目指しています。

● 切れ目のない家族支援サービス「ネウボラ※」を目指す

 多胎児の出産を控える家庭に向けた「多胎プレパパママ教室」や妊産婦に対する「病院サポート訪問」に始まり、育児の不安や悩みを個々に相談できる「家庭訪問」、介助も含めた「多胎児健診サポート」、そして未就園児をもつ多胎家庭が交流できる「多胎育児教室」など、妊娠期から子育て期までの各段階に応じた切れ目のない支援に取り組んでいます。また多胎家庭に何が起こっているのか「大変さの中身」を広く知ってもらうことで、社会の理解を深め、支援の輪を広げられるよう『多胎白書』の発行や研修プログラムの開発なども精力的に行っています。
※フィンランドで行われている、妊娠から出産、育児まで切れ目なくサポートする総合支援サービス

● 安心して多胎児を出産・子育てできる環境を広く全国に

 私たちはこれまで、県内のすべての市町村を訪問し協力体制を築いてきました。そうした地道な取組みが奏功し、今では岐阜県は、多胎家庭支援に関して先進的な地域との評価を得ています。しかしながら、多胎育児の困難さなどに対する社会の認識・理解はまだ十分とは言えないのも事実です。今後は各種支援活動を通じて、多胎家庭への支援の必要性や、子育てそのものの素晴らしさを広く世に伝えていきたいと思っています。

受賞の言葉

岐阜県内の76名のサポーターとの10年間の地道な活動を認めていただき、ありがとうございます。これまで応援してくださった方々のおかげです。この受賞が、見過ごされがちな社会課題に気づいていただけるきっかけとなり、同じように多胎支援に奔走する全国の仲間たちの励みとなり、多胎支援が広がればうれしいです。

団体プロフィール
名称 特定非営利活動法人 ぎふ多胎ネット
活動開始 2006年11月
スタッフ 岐阜県内全域にサポーター76人(非常勤)
連絡先 〒507-0814
岐阜県多治見市市之倉町13-83-536
TEL.0572-24-2322

主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00〜17:30)