● ノーマライゼーション社会の実現のために
障がい者に対する社会インフラは整備されつつある一方で、その生活に対する理解はまだ十分とは言えません。「障がい者スポーツを通じ、真に豊かな生活を考え、ノーマライゼーションの実現を図る」ことを理念として掲げる私たちチームWeBは、県内外の学校を訪問し、車いすバスケットボールの体験型交流会を開催する活動を行っています。
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● 障がいを持つ選手たちとの交流を通じて学ぶこと
交流会の内容は、車いすバスケットボールの説明に始まり、選手によるデモンストレーション、生徒たちの体験乗車、ミニゲームなど盛りだくさんです。迫力あるプレーを間近で観たりミニゲームを一緒に楽しむことで、それまで抱いていた「障がい者=弱者」というイメージを一変させる子も少なくありません。参加した子どもたちから寄せられるたくさんの手紙が、この活動を続けていくうえで大きな励みにもなっています。
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● 障がい者スポーツを盛り上げ、すそ野を広げたい
啓発と体験の機会を広く提供するために、一般市民向けの「車いすバスケ教室」も定期的に開催しています。こちらは多様な団体と連携することで、車いすバスケに限らず、さまざまな障がい者スポーツが体験できる内容になっています。2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を追い風に、私たちの活動が障がい者スポーツの振興や、ノーマライゼーション社会の実現の一助になれば幸いです。
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