● 自然に根差した地域通貨でコミュニティを再生
人と人を結び、お金で換算できない価値をやりとりすることのできる物々交換に着想を得て、米本位制の地域通貨「おむすび通貨」を発行するところから私たちの活動は始まりました。現在はその仕組みを活用して、子どもたちに働く喜びを体験してもらう「こども夢の商店街」を、地域の学校や商店、NPO、行政などと連携して開催しています。
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● リアルな体験を通じて得られる子どもたちの成長
「こども夢の商店街」に参加する子どもたちは、自ら出店する「お店屋さん」やハローワークで見つける「オシゴト」を通じて、地元の商店街でも使用できる「おむすび通貨」を入手します。子ども向けのプログラムとしてではなく、実際の仕事や買い物にできるだけ近い体験ができる点が大きな特徴です。大人たちは裏方作業に徹し、子どもたちが試行錯誤する様子をそっと見守ります。子どもたちの表情は真剣そのもので、そうした体験を通じて自発性や創造力を身につけていきます。
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● 子どもにも保護者にも人気のイベントとして定着
三河地方を中心にこれまで20回以上にわたって開催してきた「こども夢の商店街」は、来場者数はのべ7万人を数え、子どもの参加者のうち約4割をリピーターが占めるなど、大人気のイベントとなっています。保護者の方からも「子どもの成長が実感できる」「子どもと一緒に大人も夢中になれる」といった声をたくさんいただいており、その満足度の高さが人気の要因となっているようです。
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