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結果発表

第12回「未来を強くする子育てプロジェクト」結果発表

第12回「未来を強くする子育てプロジェクト」では、2018年7月から9月までの間、「子育て支援活動の表彰」「女性研究者への支援」の2部門の募集をいたしました。「子育て支援活動の表彰」には220組、「女性研究者への支援」には142名のご応募をいただきました。
選考委員による審査を経て各部門の受賞者が決定しました。

子育て支援活動の表彰

 
受賞者についてはこちら 表彰数 12応募数220組 ●文部科学大臣賞/スミセイ未来大賞の1組に授与
●厚生労働大臣賞/スミセイ未来大賞の1組に授与
●スミセイ未来大賞/2組
●スミセイ未来賞/10組
 

女性研究者への支援

 
受賞者についてはこちら 表彰数 10応募数142名 ●スミセイ女性研究者奨励賞/10名
 

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「未来を強くする子育てプロジェクト」選考委員 講評

選考委員長

【東京大学名誉教授 日本保育学会会長】汐見 稔幸

子育て支援活動の表彰においては、時代の変化とともに新たなテーマが生まれ、そのテーマに気づいた人たちが確実に行動を起こし、解決に向けた取組みを行っている様子がうかがえました。そうした市民の力に裏打ちされた活動は公的な支援の仕組みを今後整備するうえで参考になるものであり、このプロジェクトを通じて応援していくことの意義をあらためて感じた次第です。
女性研究者については、わが国においては圧倒的に数が少なく、女性的視点の欠如が社会を行き詰まらせてしまうのではないかと懸念を抱いています。今年の女性研究者への支援では、育児と研究の両立という側面に加えて、研究そのものの重要性や研究計画の実現性などを総合的に検討したうえで、女性ならではの視点を生かして研究に励んでいる方々を高く評価させていただきました。

選考委員

【恵泉女学園大学学長】大日向 雅美

女性研究者への支援は今回で12回目となりますが、本プロジェクトの認知度の高まりを感じるともに、選考も新たなステージを迎えたことを実感いたしました。このプロジェクトはひとつには、女性研究者が置かれている環境の厳しさを広く社会に知ってもらうことをめざしたものです。女性が育児と研究の両立をめざす困難さは依然として大きなものがありますが、その一方で計画性をもって地道に研究にチャレンジされている方や、現在の社会情勢を踏まえ近未来を見据えた着実なテーマ設定をされている方が増えています。眼前の厳しい壁にひるむことなく、研究者として、母として、自身の信じる道をしなやかに強靭に歩もうとする女性の生き方に焦点を置いた選考ができたことは、本プロジェクトの長年の成果として大変うれしく思いました。

【特定非営利活動法人びーのびーの理事長】奥山 千鶴子

子育て支援分野において先駆的な団体の息の長い活動を頼もしく感じるとともに、これまで着目されにくかった対象や方向性を模索しながら取り組んでいるフレッシュな団体からも数多く応募いただけたことをうれしく思います。自治体による支援が十分に行き届かないならばと、民間の力を合わせて活動されている団体や、センシティブなテーマに果敢に取り組んでおられる団体など、意欲と使命感にあふれる多彩な活動が印象に残りました。
今年の未来大賞はともに、活動を開始して間もない団体が受賞する結果となりました。新たな課題意識を持ち、解決に向けてたゆまない努力とアプローチを行っている団体を表彰できたことは、この子育て支援活動プロジェクトが一段上のステージへと進みつつあることを象徴しているように思います。

【子どもの未来サポートオフィス 代表】米田 佐知子

子どもの貧困に注目が集まるようになって一定の時間が経ち、経済的困窮にある子どもたちへの支援活動が次々と生まれるなか、「体験の貧困」にも着目した子どもたちの文化資本を育てる活動も大切なものだと感じられました。こうした活動は貧困の連鎖を断ち切ることにも寄与するものと期待しています。また今年の選考を振り返ると、活動歴こそ短いものの当事者同士が集まり活動を開始した団体からの応募が多く、地域ベースで取組みが多様化している様子がうかがえました。そのなかには障がい児や18歳を越えた子どもたちの支援に注力した取組みなども見られ、子育て支援活動の視点の広がりも感じることができました。今回の表彰を通じて多様な活動が世に知られ、理解や共感の輪がさらに広がることを願っています。

【住友生命保険相互会社 執行役常務】古河 久人

子育て支援活動の表彰部門では、国の施策を理解し行政としっかり連携をしながら活動を行っている団体もあれば、民間同士で連携を取り合い視野を広げて活動を行っている団体もあり、社会的課題に対してさまざまな解決法があることを改めて気づかされました。また、女性研究者の支援部門では、昨年を上回る応募をいただき本プロジェクトにかける期待の高さを感じております。子育てに奮闘する一方で研究を続けるため、多種多様な工夫をこらして将来のビジョンを描いている皆さまの熱意に心打たれました。
本プロジェクトでの支援が、団体や女性研究者の皆さまの一層のご活躍につながることを願っております。

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「未来を強くする子育てプロジェクト」表彰式・懇親会

2019年3月5日(火) 於:野村コンファレンスプラザ日本橋


受賞者の皆さまと選考委員の記念写真

第12回「未来を強くする子育てプロジェクト」表彰式が、2019年3月5日(火)東京の野村コンファレンスプラザ日本橋で行われました。本年度も表彰式には多くのお子さまも一緒に参加していただき、にぎやかで楽しい式となりました。
また、文部科学省 総合教育政策局 社会教育振興総括官 塩見みづ枝様、厚生労働省 内閣官房内閣審議官(子ども家庭局併任) 藤原朋子様にご出席いただきました。


住友生命 取締役 代表執行役社長
橋本雅博の挨拶

「子育て支援活動の表彰」部門では、12組を表彰いたしました。
スミセイ未来大賞・文部科学大臣賞に『一般社団法人 チャレキッズ』が、スミセイ未来大賞・厚生労働大臣賞には『特定非営利活動法人 とりで』が選出され、塩見みづ枝様から「文部科学大臣賞」が、また、藤原朋子様から「厚生労働大臣賞」が授与されました。

「子育て支援活動の表彰」
スミセイ未来大賞・文部科学大臣賞
一般社団法人 チャレキッズ
「子育て支援活動の表彰」
スミセイ未来大賞・厚生労働大臣賞
特定非営利活動法人 とりで

「子育て支援活動の表彰」
スミセイ未来賞 10団体様

「子育て支援活動の表彰」 受賞者の皆さま

「女性研究者への支援」の部門では10名を表彰いたしました。受賞者を代表して、水上香織様にご挨拶いただきました。皆さま、お子さまと一緒に登壇され、にぎやかな表彰となりました。


「スミセイ女性研究者奨励賞」
水上香織様

「女性研究者への支援」 受賞者の皆さま

表彰式の最後には汐見稔幸選考委員長より、総評をいただきました。


汐見稔幸選考委員長による挨拶

表彰式の後、懇親会が開かれ、受賞者同士、また選考委員とも楽しく歓談。
にぎやかで楽しい会となりました。

主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00〜17:30)


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