 |
第15回「未来を強くする子育てプロジェクト」では、2021年7月から9月までの間、「子育て支援活動の表彰」「女性研究者への支援」の2部門の募集をいたしました。「子育て支援活動の表彰」には211組、「女性研究者への支援」には109名のご応募をいただきました。
選考委員による審査を経て各部門の受賞者が決定しました。
|
「未来を強くする子育てプロジェクト」表彰式
2022年2月25日(金) オンラインにて開催
 オンライン表彰式の会場のようす |
第15回「未来を強くする子育てプロジェクト」表彰式を、2022年2月25日(金)にオンラインで開催いたしました。
より良い子育て環境づくりに取り組む活動を表彰する「子育て支援活動の表彰」、子育てをしながら研究活動を行う研究者を支援する「女性研究者への支援」、この2つの部門で受賞した計22組の団体・個人がオンラインにて参加されました。
 住友生命 取締役 代表執行役社長 高田幸徳の挨拶 |
「子育て支援活動の表彰」部門では、12組を表彰いたしました。
スミセイ未来大賞・文部科学大臣賞には、『認定NPO法人 盛岡ユースセンター』が、スミセイ未来大賞・厚生労働大臣賞には『特定非営利活動法人 日本こども支援協会』が選出されました。スミセイ未来賞には、10団体が選出されました。
「子育て支援活動の表彰」部門を代表して、盛岡ユースセンター センター長の尾形岳彦様と、日本こども支援協会 代表理事 岩朝しのぶ様にご挨拶いただきました。
|
認定NPO法人 盛岡ユースセンターの尾形岳彦さんは、「私達が11年間こどもたちや保護者の方々の声を頼りに続けてきたフリースクールの活動にこのような賞を頂けたことを大変うれしく感じております。」と受賞の喜びを語られ、「賞の重みを受け止めながら、これからも子どもたちに『大丈夫』と言ってあげられる、安心して学び育てる環境が社会に広がっていくよう、チャレンジを続けて参ります。」と今後の取組みについてもコメントを頂きました。
|
 |
日本こども支援協会 岩朝しのぶさんは受賞について、「大変名誉ある賞をいただきまして感謝申し上げます。2010年5月5日、こどもの日に活動を開始致しまして、ここに来るまでに12年弱の月日が過ぎました。その間、子どもたちを取り巻く環境はより深刻さを増しています。課題が増えていくスピードに全然追いついていかなくて、とても苦しみながら活動をしてきました。しかし、このような評価をいただきまして、心を持ち上げられるような思いになりました。」と喜びの声を頂きました。
|
 |
「子育て支援活動の表彰」の講評として、選考委員の奥山千鶴子委員と、米田佐知子委員よりコメントをいただきました。
|
 |
 |
 「子育て支援活動の表彰」 受賞者の皆さま |
「女性研究者への支援」の部門では10名を表彰いたしました。受賞者を代表して、李潤澤様にご挨拶いただきました。
|
李さんは、受賞された感想を「このたびはこのような素敵な表彰式で皆様とお会いできてとてもうれしいです。普段無意識のままで母親、研究者としての日常に没頭して生きてきましたが、今回の選考を通して、自分自身の生き方を改めて考えることができました。」とお話し頂きました。
|
 |
「女性研究者への支援」の講評として、選考委員の大日向雅美委員よりコメントをいただきました。 また、表彰式の最後には汐見稔幸選考委員長より、総評をいただきました。
|
 |
 |
 「女性研究者への支援」 受賞者の皆さま |
表彰式の後は、交流タイムを開催いたしました。
4つのグループに、選考委員と事務局スタッフが分かれ、受賞者の方々と交流を行いました。
選考委員と受賞者の皆様、また、受賞者の皆様同士、活発な意見交換が行われていました。