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女性研究者への支援

第8回

スミセイ女性研究者奨励賞 受賞者

松本 美予 京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科
研究テーマ スリランカ農村における人と自然の関係史

本研究では、旧イギリス領のスリランカ農村における人と自然の関係史を、人の定住化開始、植民地化と独立、そして社会経済のグローバル化へと変遷した時代に沿って、明らかにする。調査はフィールドワークと文献調査を中心に進める。また、同じく旧イギリス領であるアフリカのレソト王国においても同様の研究を進めており、将来的にはイギリスによる植民地統治が現在の環境問題にどうつながっているか、比較研究に発展させたい。

受賞の言葉
このたびは助成対象に選んでいただきありがとうございます。これまで、子育てをしながら研究を続けることの困難さばかりに目が行き、それでも子どもを言い訳にしたくない思いとの間でさまざまな葛藤がありました。しかし今回の受賞によって、子育ても研究も、どちらも大切にしていいのだと背中を押していただきました。本助成によるご支援、そして夫をはじめとする家族や周りの方々の支えに感謝しつつ、一層の努力をしてまいります。
受賞後の様子
 夏にスリランカへの渡航調査を予定しておりましたが、妊娠が判明、渡航を延期せざるを得なくなり、研究計画変更申請書を提出いたしました。本年度は、渡航調査の代わりに国内での研究会への参加や先行研究のレビューなどを重点的に行っております。
 長男は4月から小学校に通いはじめ、手がかからなくなってきました。また、次男は幼稚園に入園し、延長保育に預けられるようになったため、研究会への参加機会を増やすことができました。
 勉強の場や時間が増えたという直接的な変化に加え、人との出会いが増えたことにより、同じように小さな子どもを持つ母親研究者との交流も広がりました。そうした同じ境遇の研究者で企画する研究会や勉強会にも参加する機会に恵まれました。
 家族はもともと研究活動に協力的でしたが、「住友生命からの助成を受けている」という第三者からの評価のおかげで、より一層応援してくれるようになったと感じています。

主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00〜17:30)


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