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農民文学は、総力戦体制に協力したジャンルとして、近代文学研究で批判されてきた。しかしそれは、農民文学のなかでも、農民でない中央文壇の作家ばかりに関心がよせられたために、国策と結びつきの強い作品に研究が集中したことによる。そこで、本研究では、岩手で農学校教師・農民として活動した宮沢賢治を観点にとることで、農民文学に、地域振興・文化向上を目的とした文化運動という側面があったことを明らかにする。
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