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本研究は、ウガンダ西部のブニョロ王国を事例に、伝統的権威が文化保全という役割を超え、ガバナンスを担う一主体と承認されるに至った過程に着目し、伝統的権威と国家の関係性、伝統的権威と住民の関係性を分析することで、伝統的権威をアフリカ国家論の中に再編する試みである。本研究を足がかりに、一国の中で得た着想からサブサハラ・アフリカ全体の伝統的権威への一般化を試みることで、比較政治研究へと発展させたい。
本研究は、ウガンダ西部のブニョロ王国を事例に、伝統的権威が文化保全という役割を超え、ガバナンスを担う一主体と承認されるに至った過程に着目し、伝統的権威と国家の関係性、伝統的権威と住民の関係性を分析することで、伝統的権威をアフリカ国家論の中に再編する試みである。本研究を足がかりに、一国の中で得た着想からサブサハラ・アフリカ全体の伝統的権威への一般化を試みることで、比較政治研究へと発展させたい。