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女性研究者への支援

第13回

スミセイ女性研究者奨励賞 受賞者

三浦 純子 東京大学大学院 総合文化研究科
研究テーマ 日本の移民受け入れの将来と人道支援の可能性-在日外国人と難民のエスノグラフィ-

日本は家族単位を中心に難民を受け入れる、第三国定住制度を導入している。難民キャンプ等から来日し、日本で生活を開始した難民たちは語学や文化の壁に当たり、先進国にいながら人間の安全保障が脅かされている人々がいる。本研究では、日本という外国で子育てをしながら自立を目指す難民及び外国人の視点に向き合い、記述していくことを目的とし、最終的には日本の外国人受け入れの将来と人道支援の可能性を探っていきたい。

受賞の言葉
子宝に恵まれたことに感謝しつつも、妊娠中の長期入院と育児の大変さに研究も大学の非常勤講師もやめなければならない状況となりました。子育ての苦労を知るほどに、子連れで故郷を追われる難民に思いを馳せ、諦めかけた研究の再出発を覚悟しました。このたびの受賞は、背中を押されたようで心強く、感謝の気持ちで一杯です。

主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00~17:30)