ホーム > 住友生命について > 住友生命のCSR > 豊かな社会づくり > 少子化・子育て > 未来を強くする子育てプロジェクト > 女性研究者への支援 > 第15回 > 受賞者

未来を強くする子育てプロジェクト 子育て支援活動の表彰 女性研究者への支援 プロジェクトからのメッセージ 選考委員会のご紹介 結果発表 コンテンツマップ Facebook 住友生命公式ページ 住友生命のCSR
コンテンツマップ
女性研究者への支援

第15回

スミセイ女性研究者奨励賞 受賞者

加藤 晴美 筑波大学 人文・文化学群 非常勤講師
研究テーマ 1920-30年代における遊廓の空間的特質とその変容―娼妓と遊客の生活史を中心として―

加藤 晴美 筑波大学 人文・文化学群 非常勤講師 近代日本において公認された性売買の空間である「遊廓」は、1920-30年代における廃娼運動の活発化や私娼街の発達等を受けて変容したと想定される。本研究では、当該時期における遊廓の景観や空間構造を明らかにし、さらに貸座敷の一次史料から娼妓や遊客らの実像を問い直す。それにより、遊廓で生きた人びとの経営・労働・遊興といった「生活」の総体がいかに変化したのかを解明し、現在も続く性売買の問題を解決する糸口にしたい。

受賞の言葉
複数の大学等で非常勤講師をしながら博士号を取得し、研究を続けてきました。研究と育児の両立は予想以上に難しく、いかにして調査に出かけるか、研究のための時間を捻出するか、悩みの連続です。家族や恩師に支えられて、これまで研究を継続することができましたが、今回の受賞を励みに、より一層研究に邁進したいと思います。
主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00~17:30)