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女性研究者への支援

第15回

スミセイ女性研究者奨励賞 受賞者

橋本 泰奈 東京大学大学院 総合文化研究科
研究テーマ 戦後西ドイツの外国人労働者政策とナチズムの「過去」

橋本 泰奈 東京大学大学院 総合文化研究科 ナチ・ドイツは、第二次世界大戦下において大規模な外国人強制労働動員を展開した。その経験からわずか10年にして再開された西ドイツの外国人労働者政策は、しばしばナチ時代との連続性から批判的に評価されてきた。本研究では、これに関して政策の担い手となった労働行政官に注目し、ナチ時代と戦後との連続性と非連続性を再評価するとともに、過去の経験が後世社会をいかに規定し得るかという問いに、歴史的な視点から取り組む。

受賞の言葉
このたびは、栄えある賞を授与いただき、心より感謝申し上げます。第一子出産後、復学した矢先にコロナ禍の影響を受け、研究と仕事を中断せざるを得ない状況に追い込まれました。育児と研究との両立を何度も諦めかけましたが、今回の受賞を励みに、今後も家族と過ごす日々を大切にし、研究を着実に進めていきたいと思います。
主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00~17:30)