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子育て支援活動の表彰
第17回

スミセイ未来大賞・文部科学大臣賞

特定非営利活動法人 親子ネットワークがじゅまるの家 【代表者:野中涼子】鹿児島県大島郡徳之島町

活動内容

「子宝の島」で島民のニーズに応じた多様な子育て支援を展開

● 「子宝の島」で活動を開始

特定非営利活動法人 みんなのおうち 【代表者:小林普子】東京都新宿区 徳之島は3つの町で構成され、そのいずれも合計特殊出生率が高く、「子宝の島」と呼ばれています。子どもが多い土地柄ということもあり、周囲の人々は子育てに協力的です。しかし、親世代の子育てとの感覚の違いにより、ストレスを感じている母親はいました。また、転勤等による転入者も多く、地域のネットワークに入れず、孤立してしまう母親たちもいました。このような、地域での子育て支援のニーズを感じたことが活動を始めたきっかけです。

● 活動の幅を広げています

「がじゅまるの家」は開始当初は、仲間同士で立ちあげた子育てサークルでした。自分たちの子育てが終わると、地域の子育てを支援する必要性を感じ、「親子のつどいの広場」を開設しました。そこに母親たちが集まるようになると、さまざまな要望が出てきます。そのニーズに応えるうちに、病児保育、企業主導型保育園の開設、相談支援事業と事業が増えていきました。今では、子ども第三の居場所、不登校支援、子ども食堂へとさらに活動の幅を広げています。

● 近隣諸島や本土への展開

2020年には、妊娠相談窓口「にんしんSOS」を開設しました。当初は奄美地域だけの予定でしたが、助成元の財団からの要請で、県内全域をカバーすることになりました。これ以外にも、県内の子育て支援機関との連携が深まりつつあり、近隣の島々や、本土での活動も視野に入れています。

受賞の言葉

毎年、受賞した活動を見ては、まだまだ足りないと思いながら、本プロジェクトへの応募を悩んでいました。コツコツと活動を広げ、今回、やっとたどり着けた!と、光栄に思っています。ニーズを実現し、皆さんに喜んでもらえることがパワーになっています。『子宝の島 徳之島』を支える「がじゅまるの家」であり続けるために、今後も活動していきます。

団体プロフィール
名称 特定非営利活動法人 親子ネットワークがじゅまるの家
活動開始 2006年10月
スタッフ 18名
連絡先 〒891-7101
鹿児島県大島郡徳之島町亀津4223-5
TEL.0997-82-0660
主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00~17:30)