ホーム > 住友生命について > サステナビリティ > ステークホルダーとの信頼関係の構築 > 豊かな社会づくり > 子育て支援 > 未来を強くする子育てプロジェクト > 子育て支援活動の表彰 > 第18回 > 受賞団体

未来を強くする子育てプロジェクト 子育て支援活動の表彰 女性研究者への支援 プロジェクトからのメッセージ 選考委員会のご紹介 結果発表 コンテンツマップ 豊かな社会づくり
コンテンツマップ
子育て支援活動の表彰
第18回

スミセイ未来大賞・文部科学大臣賞

一般社団法人	タウンスペースWAKWAK 【代表者:岡本 茂】大阪府高槻市

活動内容

「ひとりぼっちのいないまちをつくる」というビジョンのもと、多くの機関と協働し、子どもたちの居場所を運営

● 地域の課題

一般社団法人	タウンスペースWAKWAK 【代表者:岡本 茂】大阪府高槻市 大阪府は生活保護率が高い状況です。高槻市も例外ではなく、活動地域には生活困窮家庭、外国ルーツの家庭、ひとり親家庭、被差別家庭など、支援の必要な方が多く見られます。特に、子どもたちには虐待やネグレクトなど、そのしわ寄せがいきやすく、負の連鎖を断ち切るために、すぐにでも救いの手を差し伸べる必要がありました。

● コロナ禍をきっかけに独自の拠点を開設

活動開始当初は、こうした子どもたちに対して、公共の施設を借用して、学習支援活動や子ども食堂を開催していました。しかし、コロナ禍により子どもたちの居場所にもなっていた公共施設が使用停止に。子どもたちへの支援が途切れ、孤立化が懸念されたため、独自の居場所をつくろうと、地域の方から一戸建ての住宅を無償で借り受け、「コミュニティスペースNikoNiko」を開設しました。

● 多くの機関と協力したセーフティネットの構築

近年、行政の支援の手からこぼれ落ちてしまっている子どもたちへのアウトリーチ活動にも力を入れています。また、地域の支援対象は、子どもたちだけにとどまらず、高齢者世帯や、障がい者世帯など、数多くあります。地域の担い手不足による自治会機能の低下も明らかになってきました。こうした社会課題に対して、私たちは地縁型の組織として、官民の各セクターを横断的に結びつけ、総合的に支援する「ひとりぼっちのいないまち」づくりに取り組んでいきます。

受賞の言葉

このたびは栄えある賞をありがとうございます。さまざまな要因で社会的不利を抱える子どもたちの経済的格差・体験格差に加え、コロナ禍を経て「孤独・孤立」が顕在化しています。今回の受賞を機に「誰一人取り残さない社会的包摂のまちづくり」に向けたフロントランナーとなるよう引き続き尽力していきます。

団体プロフィール
名称 一般社団法人 タウンスペースWAKWAK
活動開始 2014年4月
スタッフ 14名
主催:住友生命保険相互会社 お問合せ先:「未来を強くする子育てプロジェクト」事務局 TEL:03(3265)2283(平日10:00~17:30)