給付金の種類
確定給付企業年金制度では主に3つの給付金の種類があります。加入者期間や退職事由(定年退職・中途退職・死亡退職等)によって、お受取りいただく給付金の種類が異なります。 なお、それぞれ一定の加入者期間以上の要件を満たすことで受給資格が付与されます。
年金として受け取る(老齢給付金)
規約に定められた条件(加入者期間や年齢)を満たしたとき、老齢給付金として年金での受け取りが可能になります。
一時金として受け取る(脱退一時金)
脱退一時金として給付を受けられるのは、中途退職時と定年退職時の両方です。
受給要件は法律上の制限が設けられていないため、会社や制度ごとに定められた要件(加入者期間等)を満たすときに支給されます。
遺族が受け取る(遺族給付金)
遺族給付金は、従業員の方が亡くなったとき(死亡に伴う退職)や、年金受給中の方が亡くなったとき、退職後支給を繰下げ中の方が亡くなったときに、遺族が受け取ることができる給付です。遺族給付金の設定は任意であるため、団体さまごとに給付条件や内容を定めています。