老後の生活費は平均いくら?資金計画のポイント3つを解説!

60歳の平均余命は男性23.59年、女性28.84年(※1)と、60歳で定年した後の老後期間は20年以上にもなります。
生命保険文化センター 令和4年度「生活保障に関する調査」によると、老後の生活に不安を感じている方が82.2%と、実際に多くの方が不安を感じているようです。
そこで、このページでは「老後の平均的な生活費」「老後のゆとりある生活費」「老後の生活費の貯蓄方法」の3つについて、ポイントを解説します!

 

1.老後の平均的な生活費

老後の収入には公的年金である老齢年金があり、原則65歳から受け取ることができます。(*)
(*)1961年4月2日以降生まれの男性、1966年4月2日以降生まれの女性(公務員等の場合は1961年4月2日以降生まれの女性)は、65歳から老齢年金が支給されます。

老後の資金計画では、受け取ることのできる老齢年金額(=収入)と生活費(=支出)の差額を知っておくことが大切です。
実際に収支を見てみましょう。老齢年金額は夫婦で月額約24.6万円(※2)。それに比べて老後の世帯生活費の平均は月額約30万円(※3)と、毎月約5.4万円が不足することが分かります。1年に換算すると64.8万円にもなりますので、この金額をどう補うかがポイントです。

老後の平均的な生活費

老後の平均的な生活費は老齢年金と比較して約7万円足りません! 老後の平均的な生活費は老齢年金と比較して約7万円足りません!

また、60歳の退職から老齢年金を受け取ることのできる65歳まで、5年間の空白期間ができることも忘れてはいけないポイントです。1か月に30万円の生活費が必要だとすると、5年間の生活費は1800万円(!)にもなります。退職間近で焦らないよう早いうちから具体的な資金計画を始めておきましょう。

老後の生活費が不足する場合には、「就労を続ける」「預貯金の取り崩し」「退職金の活用」等が考えられます。(関連:今どきの退職金事情
    

2.老後のゆとりある生活費

1.老後の平均的な生活費で解説したように老後の世帯生活費は月額約30万円ですが、ゆとりある老後を送るために必要と考える生活費は月額約37.9万円(※4)と、さらにプラス7.9万円となります。
つまり、老齢年金月額約24.6万円と比較すると、ゆとりある生活を送るためにはプラス13.3万円必要ということです。   

老後のゆとりある生活費

ゆとりある老後の生活費は平均生活費と比較して7万円足りません! ゆとりある老後の生活費は平均生活費と比較して7万円足りません!

具体的にはどのような使い道が考えられるでしょうか。
生命保険文化センター 令和4年度「生活保障に関する調査」によると、「旅行やレジャー」が60.0%で半数以上を占め、次いで「日常生活費の充実」が48.6%、「趣味や教養」が48.3%と続きます。
せっかくの老後生活ですから、生活の充実のためにもゆとりをもった資金計画をしておきたいですよね。             

老後のゆとりのための上乗せ額の使途(上位5項目を抜粋)

老後のゆとりのための上乗せ額の使途 1位旅行やレジャー 2位趣味や教養 3位日常生活の充実 4位身内との付き合い 5位耐久消費財の買い替え 老後のゆとりのための上乗せ額の使途 1位旅行やレジャー 2位趣味や教養 3位日常生活の充実 4位身内との付き合い 5位耐久消費財の買い替え

3.老後の生活費の貯蓄方法

生命保険文化センター 2021(令和3)年度「生命保険に関する全国実態調査」によると、「既に準備している老後に期待できる手段」として、預貯金等に次いで「生命保険」「個人年金保険」が選ばれています。

既に準備している老後に期待できる手段(複数回答:上位5項目)

既に準備している老後に期待できる手段 1位預貯金等 2位生命保険 3位個人年金保険 4位不動産 5位有価証券 既に準備している老後に期待できる手段 1位預貯金等 2位生命保険 3位個人年金保険 4位不動産 5位有価証券

ここでは「生命保険」「個人年金保険」 のうち、2種類の保険を紹介します。

終身保険

お手元にまとまった資金がある場合に活用できる保険です。
住友生命では、「終身保険(一時払い)」をご用意しています。

年金保険

毎月積み立てていき、公的年金にプラスして将来受け取る年金を準備する保険です。
住友生命では、「たのしみワンダフル」をご用意しています。

4.まとめ

今まで、平均的な金額をもとに老後の生活費を解説してきました。しかし、老後生活のために準備しておくべき金額は、個々の働き方や生活状況により異なります。
まずはご自身の老後の収支を具体的にシミュレーションし、老後の不足額を把握することが大切です。そして、継続した収入が得られる今のうちから、将来に向けた貯蓄をスタートしておきましょう。

保険加入検討のお客さま

資料請求はこちら 資料請求はこちら

ご契約者様

よくあるご質問(お問い合わせ)はこちら

※各種お手続きなどについて、よくあるご質問・お問合せ先を掲載しております

保険加入・相談専用フリーダイヤル

コンサルティングデスク

受付時間

平日:午前9時~午後6時
土曜日:午前9時~午後5時

※日・祝日、年末年始、臨時休業日を除く。
※受付時間等は変更になる場合がございます。その際はこちらでお知らせいたします。


  • ※1厚生労働省 令和4年「簡易生命表」に基づき当社にて作成
  • ※2夫 会社員(30歳):厚生年金への加入期間は22歳~60歳までと仮定。平均標準報酬額53.8万円/妻 専業主婦(30歳):国民年金への加入期間は20歳~60歳までと仮定。
  • ※3総務省統計局 2023年「家計調査」に基づき当社にて作成
  • ※4公益財団法人生命保険文化センター 令和4年度「生活保障に関する調査」に基づき当社にて作成
  • 記載の内容(金額)は、2024年10月現在の制度によります(2024年度価格)。今後、制度の変更に伴い、記載の内容が変わることがあります。
  • 当社生命保険商品のご検討にあたっては、「設計書(契約概要)」「注意喚起情報」「ご契約のしおり-定款・約款」「申込内容控(兼解約返戻金額表)」を必ずご覧ください。

(登)営情HP-24-0027