CSVプロジェクトと“住友生命「Vitality」”
生命保険は従来、経済的な保障による「安心」をお客さまに提供してきました。これから先の未来を見据えた時、この「安心」の領域は一層ひろがっていきます。“住友生命「Vitality」”を中心に、
「一人ひとりのよりよく生きる=ウェルビーイング」に貢献するサービスを展開することで、保険事業を通じた健康寿命の延伸を実現していきます。
CSVプロジェクト
当社は、健康増進型保険“住友生命「Vitality」”を軸に、社会全体への健康増進の働きかけや、健康経営の推進を行うことで、「健康寿命の延伸」という社会課題の解決に取り組んでいます。この取組みを「CSV※プロジェクト」と位置付け、「お客さま」「社会」「会社・職員」とともに、健康増進という新しい共有価値を創造することで、「日本の健康寿命の延伸」を目指していきます。
- ※CSVとは「Creating Shared Value」の略語で、「共有価値の創造」を意味しており、本業で社会的課題に取り組み、「社会問題の解決」と「企業価値の向上」を両立させることを指しています。


CSVプロジェクトの取組み
parkrunとは
parkrunは、毎週土曜日朝定時に行われる参加費無料の5kmのウォーキング・ジョギング・ランニングやボランティアができるコミュニティイベントです。現在、parkrunは世界22ヵ国、毎週2,500ヵ所以上で開催され、参加者、それを支える運営ボランティアとして毎週35万人以上の人々が参加しています。
住友生命は、2019年に英国の非営利団体parkrun Global(創始者
Paul Sinton Hewitt CBE)とパートナーシップを結び、日本で唯一のプレゼンティング・パートナーとして、日本国内でのparkrunの展開を全面的にサポートしています。
CSVプロジェクトにおいてparkrunに取り組む意義
parkrunは、CSVプロジェクトにおいて「お客さま」「社会」「会社・職員」すべてに働きかけることのできる重要な取組みと捉えています。「お客さま」においては、Vitality会員の方がparkrunへ参加・完走(完歩)すると、Vitalityポイントを獲得でき、Vitalityの役割である健康増進活動をサポートする機会として活用しています。「社会」においては、地域における幅広い方々に向けた運動習慣機会の創出、および地域コミュニティ形成支援となることを目指しています。「会社・職員」においては、職員が会社とともに自らが健康増進に取り組む活動としてウォーカー・ランナー・ボランティアへの参画を推進しています。
parkrunを通じた「お客さま」「社会」「会社・職員」全方位への取組みを推進し、CSVプロジェクトの理念である「日本の健康寿命の延伸」を目指していきます。
スポーツ庁「第2回Sport in Lifeアワード」大賞を受賞
スポーツ庁が主催する「第2回Sport in Lifeアワード」の「Sport in Life2022大賞(最優秀賞)」を受賞しました。 受賞理由としては、「ウォーキング」という誰もが参加しやすいテーマで参画のハードルを下げており、世代や障がいの有無によらず取組可能な「多様性」を実現する取組みであること、また、毎週同じ曜日・時間帯に開催されており、「習慣化」につながるプログラムであることが挙げられています。
“住友生命「Vitality」”とは
2018年7月に発売した健康増進型保険“住友生命「Vitality」”は、継続的に健康増進活動に取り組むことをサポートするVitality健康プログラム※1を生命保険に組み込んだ商品です。保険本来の保障に加え、お客さまの日々の健康増進活動を包括的に評価し、毎年の取組実績に基づき判定されたステータスに応じて保険料の割引※2を受けることができます。また、フィットネスジムの月会費割引や旅行の割引などの様々な特典(リワード)によって、お客さまの健康増進への取組みをサポートします。
「Vitality」は、南アフリカの金融サービス会社Discovery Ltd.(ディスカバリー)が開発し、1997年より20年以上に亘り、南アフリカで販売されています。また南アフリカのほか、イギリス、アメリカ、中国、シンガポール、オーストラリア、ドイツ、日本等、41の国と地域で、約4,200万人※3(2024年6月末時点)に提供されています。なお、日本では住友生命が独占契約を結んでいます。
- ※1Vitality健康プログラムの利用については、保険料とは別にVitality利用料が必要になります。
- ※2保険料は割引になるケースだけでなく、ステータスによって割増になることもあります。
- ※3他国で提供されている「Vitality」の種類はVitality導入各国により異なる場合があります(損害保険・健康保険等)。
“住友生命「Vitality」”のしくみ

Vitality会員のステータス別 死亡率・入院率比較
死亡率については、Vitality会員は非Vitality会員と比べて47%低く、入院率についてはVitality会員は非会員と比較して16%低いということがわかりました。
また、Vitalityゴールドステータス会員はブルーステータス会員と比べて死亡率が70%低く、入院率は47%低いということがわかりました。

- 2018年9月(Vitality提供開始)から2023年3月以前にご加入いただいた契約の、2023年4月~2024年3月の支払実績に基づき算出。
- 死亡率は災害死亡を、入院率は災害入院を除く。
- 非Vitalityとは、Vitality健康プログラム付加対象商品のうち、Vitality健康プログラムを付加していない契約。
Vitalityスマート
お客さまの健康増進に向けた取組みをサポートするべく、生命保険にVitality健康プログラムを付加した健康増進型保険“住友生命「Vitality」”(以下「保険型」)、プログラムの一部を無料で最長4週間体験できる「Vitality体験版」(以下「体験版」)を提供しています。こうした中、体験版をご利用いただいたお客さまからは「体験後も継続してVitality健康プログラムを利用したい」といった声を多数いただいており、より幅広いお客さまの健康増進活動に貢献するため、2023年4月よりVitality健康プログラムの一部を単独でご利用いただける「Vitalityスマート」を発売しました。
「Vitalityスマート」は月額330円(税込)で利用可能であり、保険型と同様、ポイント獲得・ステータスアップを目標に健康増進活動に取り組める仕組みのほか、フィットネスジムの会費やウェアラブルデバイス購入代金の割引といった健康増進活動を後押しする特典(リワード)などを提供します。
また、2023年10月より「Vポイント」がお得に貯まる三井住友カード会員の方向けの専用プラン
「Vitalityスマート for Vポイント」を提供開始しました。さらに、「Vitalityスマートを福利厚生制度の一環として従業員に提供したい」等のお声をいただき、企業向けに「Vitality福利厚生タイプ」を2024年6月に発売しました。
こうした商品ラインアップの拡充を通じて、より多くの方にご加入いただくことで、Vitalityによる健康増進の価値をさらにひろげていきます。
【Vitality健康プログラムの比較】
保険型 (標準プラン) |
Vitalityスマート | Vitalityスマート for Vポイント | Vitality福利厚生タイプ | 体験版 | |
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提供期間 | 保険期間と同じ | 制限なし | 制限なし | 1年間 (自動更新) |
4週間 |
ポイントメニュー | 運動 オンラインチェック 健康診断書提出等 予防 |
同左 | 同左 | 同左 | 運動 オンラインチェック |
対象特典 | 全リワード | アクティブチャレンジ等の一部のリワード | 左記に加え、 アクティブチャレンジApple Watch |
アクティブチャレンジ等の一部のリワード | アクティブチャレンジ |
- ※2024年10月時点
コミュニティサイト「Vitality部」
“住友生命「Vitality」”を楽しみたい方・知りたい方が集まるコミュニティサイトで、日々の交流をきっかけに「つながり、支えあう」ことで心や体も豊かになり、ウェルビーイングに貢献することを目的としています。サイト内で会員登録※するとVitality部員となり、トークルームで日々の運動報告からお互いを励まし合ったり、新しい情報を共有し合うなどしてVitality部を活用することができます。
- ※会員登録は無料で、“住友生命「Vitality」”にご加入されていない方も登録可能です。
【ご参考データ】
実績 | |
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部員数 | 33,289名 (2024年7月末時点) |
投稿数 | 1,269/月平均 (2023年4月~2024年7月) |
いいね数 | 10,582/月平均 (2023年4月~2024年7月) |
PV数 | 62,835/月平均 (2023年4月~2024年7月) |