1. ホーム
  2. 住友生命について
  3. サステナビリティ
  4. サステナビリティ重要項目

サステナビリティ重要項目(マテリアリティ)

5つの重要項目

当社は経営方針に基づき、下図のとおりマテリアリティを定めています。この5つのマテリアリティに対して、リスクと機会および達成に向けた主な取組みを特定することで、当社が重点的に取り組む課題を明確にしています。
「スミセイ中期経営計画 2 0 2 5 」では“ 住友生命「Vitality」”を通じて健康長寿社会に貢献することを中心に、マテリアリティに対する具体的な取組みを掲げています。

保険事業を通じた健康寿命の延伸

リスクと機会 主な取組内容 目指す姿 関連するSDGs

リスク

  • 長寿化に伴う死亡保障ニーズ減少、入院・手術等の給付金支払額増加の可能性
  • “住友生命「Vitality」”に関する事業を推進

いつまでも安心して健康に暮らすことができる社会の実現に向けて、保険事業を通じて、日本の健康寿命の延伸に貢献する

  • 3 すべての人に健康と福祉を

機会

  • 長寿化や単独世帯の増加等に伴う生存保障ニーズの高まり
  • 健康増進に資する独自商品の開発によるマーケットの拡大

保険事業を通じた安心の提供

リスクと機会 主な取組内容 目指す姿 関連するSDGs

リスク

  • 提供する商品・サービスと顧客ニーズとのミスマッチ、他社・近隣業種からの類似商品・サービスによる陳腐化
  • 社会課題解決の視点を無視した投融資行動による資産価値毀損の可能性
  • 人生100年時代を見据えたサービスや情報提供の推進
  • 持続可能性を考慮した責任投資※

お客さま本位の経営の推進を通じて、すべての人々に適切な生命保険商品・サービス、その先にある安心を提供する

  • 1 貧困をなくそう

機会

  • 顧客ニーズを捉えた商品・サービスの提供による企業価値の向上
  • 社会課題解決に資する資金ニーズ拡大に伴う投融資機会の増加

持続的・安定的な成長の実現

リスクと機会 主な取組内容 目指す姿 関連するSDGs

リスク

  • 環境変化に適合しない事業運営による顧客の喪失・勤労意欲減退・職員採用への支障等の発生
  • 働き方の変革やリソースの最適化を通じた生産性向上
  • 柔軟で多様な人財の採用と共育
  • 協業等によるビジネスパートナーとの共生
  • オープンイノベーションによる新たな価値創造
  • 海外事業を通じた収益基盤の多様化
  • 事業展開インフラ(IT等)の強化

時代を超えて受け継ぐべき経営方針の下、社会の変化・変革に対応して着実に成長し続ける

  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう

機会

  • 変化する社会のニーズを捉えた事業運営による社会からの信頼獲得・安定的な収益の確保・企業価値の向上

ステークホルダーとの信頼関係の構築

リスクと機会 主な取組内容 目指す姿 関連するSDGs

リスク

  • 信頼関係を毀損することにより社会的な存在意義を失う可能性
  • 金融リテラシー教育の推進
  • カーボンニュートラル社会実現への貢献
  • 地域に根付いたウェルビーイングサービスの提供
  • 社会貢献活動の推進

ステークホルダーからの期待に応え、ステークホルダーに信頼・支持される会社を目指す

  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

機会

  • 社会的な責任を果たすことによる ステークホルダーからの信頼の獲得

サステナビリティを支える経営体制

リスクと機会 主な取組内容 目指す姿 関連するSDGs

リスク

  • 法令違反や社会規範を逸脱した企業行動による信頼低下と企業価値毀損の可能性
  • グループベースの経営体制強化
  • コンプライアンスへの取組み
  • 人権への取組み
  • 個人情報保護への取組み
  • ERM経営の推進、リスク管理体制の高度化

誠実な業務遂行・健全な財務基盤の構築を行い、持続可能な社会づくりに貢献する企業グループであり続ける

  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 16 平和と公正をすべての人に

機会

  • 実効性の高いコーポレート・ガバナンスの実現と継続的な改善を通じた企業価値の向上

マテリアリティ特定プロセス

当社は2018年に、CSRを取り巻く国際的な潮流を踏まえ、以下の手順でCSR重要項目を特定しました(特定時のプロセスを記載)。その後、2022年にサステナビリティ経営方針を制定したことを受け、現在では、サステナビリティ重要項目と名称を変更しています。

STEP1:関連項目の洗い出し

国際的な各種ガイドライン等、外部リソースによる助言等を参考に、CSRに関連すると考えられる項目の洗出しを行いました。さらに、項目の集約と修正を行い調査の対象とする項目を抽出し整理しました。

STEP2:社内外の評価に基づく絞り込み

STEP1で抽出した項目について社内外からの意見を反映し、「ステークホルダー視点」「住友生命事業視点」の両軸から優先順位付けを行いました。両軸からの優先順位をもとに、ステークホルダーと住友生命双方から見て特に重要度の高い16項目を選定しました。

STEP3:経営方針に基づいた重要項目の検証

住友生命は、CSR経営方針を踏まえて5つのCSR重要項目を整理しています。本プロセスから導かれた16項目がこの5つのCSR重要項目に当てはまることを確認し、その妥当性を検証しました。