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将来世代へ向けたFR活動

【2023.12 日本経済新聞掲載】

現在、将来世代と企業が積極的に対話することが、顧客や従業員、社会全体のウェルビーイングの向上や、持続可能な事業成長と社会との共存の両立を求める投資家の評価においても重要になっています。住友生命では、有志企業と連携し、未来を担う「将来世代」を重要なステークホルダーと位置づけて継続的に対話する「FR(Future Generations Relations)活動」を展開しています。
住友生命では、かねてより将来を担う世代が健やかで豊かに成長できる場を作る取組みを進めてきました。今後も、未来を担っていくこどもたちの豊かな成長を願い、チャレンジする姿勢を育む多様な取組みを実施し、ウェルビーイングな社会の実現を目指します。

金融リテラシー教育の取組み

中学生・高校生年代への教育支援

「貯蓄から投資へ」といった時代的背景や学習指導要領の改訂等、金融リテラシー教育の必要性が増している一方で、学校現場では教員自身の経験値やリテラシーの問題、教員の働き方改革の観点から、当社では金融教育を中心に、キャリア教育、コミュニケーション、がん教育、性教育、課題解決型授業といった学校からの要望が多いテーマの出前授業を2024年度末までに累計200回以上実施しています(性教育についてはパートナー企業による授業)。


出前授業の模様

2024年度もOECD「金融教育に関する国際ネットワーク(INFE)」が主催する、こども・若者に対する金融教育・金融包摂の推進のための国際的な啓発活動である「グローバル・マネー・ウィーク(Global Money Week)」の主旨に賛同し授業を実施しました。

また、2024年度からは小学生(高学年推奨)へ向けた金融教育等の出前授業も開始しました。
【出前授業実施 都道府県(2025年3月末時点累計200回以上)】
北海道・青森県・秋田県・岩手県・山形県・福島県・埼玉県・茨城県・神奈川県・東京都・静岡県・岐阜県・新潟県・三重県・石川県・大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・愛媛県・福岡県

大学講義への講師派遣

講義風景(九州大学経済学部)

高齢化社会の進展等により、ますますその役割が大きくなる生命保険への理解や信頼をより高めるため、国内の大学に講師陣を派遣しています。

生命保険の歴史・仕組み、関連法令、資産運用など幅広い視点から、各分野で活躍する講師が講義を行っています。

アクチュアリーに関する学生向けプログラム

当社では「アクチュアリー」の幅広い職務内容を知っていただき、その将来性や国際的な活躍フィールド、実務で用いられている手法なども体験いただくことができる、大学・大学院生を対象とした学生向けプログラムを夏・冬で2パターン実施しています。(両プログラムとも2日間の実施)
夏のプログラムでは、保険数理の基礎を学び、保険料設定業務や保険会社の財務分析を体験していただきます。
冬のプログラムでは、計算基礎率の設定業務や収益管理業務について講義やグループワークを通して体験いただくほか、保険料設定や保険金支払余力確保の検討を行います。

どちらのプログラムも当社職員との交流の時間が設けられており、アクチュアリーとして働く雰囲気を感じ取っていただける内容となっています。

【受講者の声】

その他のFR活動

子育て支援を通じた取組み

ゴルフを通じた取組み

当社が支援する西村優菜プロのバーディー獲得数や、蟬川泰果プロのイーグル獲得数等に応じてポイントを積み立てる社会貢献活動を実施しています。
ツアー終了後、積み立てたポイントに応じた寄付を行い、ジュニアゴルファー育成や地域のこども支援など、将来世代が健やかで豊かに成長できる活動に役立てています。
2024年度は、「一般社団法人日本プロキャディー協会」へ寄付し、ジュニアゴルファー向けプログラムの開催に活用され、西村プロにもご参加いただきました。また、蟬川プロの出身地である兵庫県加東市にも寄付を行い、地元のこどもたちへの支援に活用されています。