人的資本・人財共育
住友生命では、歴史の中で貫かれてきた「社会公共の福祉に貢献する」というパーパスや、「住友生命グループVision2030」を具現化し、全てのステークホルダーに対してサステナブルに価値を提供していくため、その資本である「職員(人)」を「財(たから)」と位置づけ、経営戦略と連動した人的資本経営=「人財共育」に取り組んでいます。
取組みを進める上では、「職員(人財)の価値を向上させることで、ステークホルダーのウェルビーイングと職員自身のウェルビーイングを実現する。」という強い理念のもと、社長自らが「人財共育本部長」となり、社長就任と同時に「人財共育本部」を立ち上げ、当社の人的資本経営を牽引しています。
推進体制
人的資本・人材共育の取組内容
上記の推進体制のもと、具体的に取り組んでいる内容は下図のとおりです。
各取組みの詳細については、こちらをご覧ください。
キャリア形成サポート
各種教育・研修制度を設けて、職員の能力開発、キャリア形成をサポートしています。
DE&Iの推進
多様な人財が、公平な環境で、互いを尊重しながら自分らしく活躍できる、働きがいのある職場づくりを進めています。
働きやすい職場環境づくり
職員一人ひとりにとって働きやすい職場環境の実現のために、様々な取組みを行っています。
健康経営
職員やその家族が積極的に健康維持・増進に取り組むことをサポートしています。
人的資本に関するモニタリング
住友生命の人的資本・人財共育の取組みは、パーパスをはじめとする経営理念や経営戦略と深く結びついています。お客さま・社会など、各ステークホルダーのウェルビーイングと職員自身のウェルビーイングを実現することで、パーパス・経営戦略の実現に貢献することを目指しています。
人財共育の取組みは多岐に亘りますが、その中でも特に優先度·重要度の高い項目を「モニタリング項目」と位置づけ、各取組みによって生み出される価値を可視化しています。
主なモニタリング項目
人財共育における視点 | 項目 | 2022年度実績 | 2023年度実績 | |
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ステークホルダーに価値を提供するために職員のウェルビーイングを実現する取組み | 経営戦略と 人財戦略の連動 |
経営戦略を踏まえた コンピテンシー (目指す姿)の明示 |
(対象職種) 総合キャリア職 |
(対象職種) 総合キャリア職 ビジネスキャリア職 |
デジタル活用人財 認定数 |
- | 2,746名※1 | ||
自律的な キャリア形成の支援 |
自己啓発費用サポート活用者数 (2021年度よりスタート) |
2,116名(2021年度比 +1,443名) |
1,474名(2021年度比 +801名) |
|
職員のウェルビーイングをサステナブルなものにしていくための取組み | DE&I | 女性管理職比率 | 48.3% | 48.4% |
男性育休取得率 (うち30日以上取得者率) |
100%(3.0%) | 100%(13.7%) | ||
男女の賃金の差異 (男性の賃金に対する女性の賃金の割合) 上段:職員:11,808名 下段:営業職員:28,976名 |
52.5% 93.4% |
53.2% 86.8% |
||
障がい者雇用率 | 2.41% | 2.49% | ||
働き方改革 | 総労働時間削減 (2016年対比) |
▲10.3% | ▲11.0% | |
月1日以上有給休暇 取得者率 |
81.8% | 84.3% | ||
健康経営 | 2次健診対象者率 | 27.2% | 27.1% | |
ウォーキングキャンペーン参加者数 | 22,075名 | 19,743名 | ||
ストレスチェック 受検率 |
82.0% | 85.4% | ||
上記の取組みを通じた職員の「やりがい」等を測定 | エンゲージメント※2 | 職員エンゲージメントスコア※3 | 61% | 61% |
職員が活躍する環境※3 | 72% | 72% | ||
コラボレーション※3 コミュニケーション※3 (所属内での協力・連携に関する指標) |
74% 67% |
75% 68% |
- ※1経済産業省の定める「DXリテラシー標準」に基づいたEラーニングの受講・修了テストを完了した人数
- ※2人財共育の取組みにおけるエンゲージメントとは、当社職員の「会社への信頼、愛着」「当社で働く上でのやりがい」を表しています。
- ※3エンゲージメントサーベイにて5段階のうち「好意的回答(非常にそう思う・そう思う)」を選んだ人の割合
その他の人的資本に関する詳細なデータは、こちらをご覧ください。