「お客さまの声」を経営に活かした取組み・改善事例
「お客さまの声」をもとに、商品・サービスの開発や業務の見直しを進めています。
そうした改善を継続するとともに、全職員一人ひとりのお客さま対応の向上に努め、お客さま満足の向上を目指しています。
商品・サービスの開発、業務の改善事例
『お客さまの声』をもとに実施した取組みの一例をご紹介します。
1.商品の開発・改善
「3大疾病PLUS ALIVE」の発売
- がん・心疾患・脳血管疾患(以下、特定3疾病)に対して備えたい。
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特定3疾病に対し、まとまった一時金を何度でも保障する「特定3疾病継続保障特約」を発売しました(2024年9月)。本商品は、狭心症や脳動脈瘤等、従前商品より幅広い特定3疾病を保障しており、より多くのお客さまのお役に立つことができます。また、がん・心疾患・脳血管疾患のいずれかの支払事由で給付金等をお支払いしても、特約が消滅することなく、疾病ごとに支払回数無制限(最低1年間隔)で給付金等をお支払いすることができます。
「スミセイのかんたん告知終身保険90」の発売
- 80歳を超えても入れる保険が欲しい。
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相続への備えや資産形成に対するニーズにお応えするべく、これまでご加入いただけなかった80歳超のお客さまにも円建の一時払終身保険の提供が可能になるよう、新たに営業職員チャネルにて「スミセイのかんたん告知終身保険90」を発売しました(2024年4月)。
「Chakⅰn」の発売
- 投資の始め方が分からない、損失が怖い。
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生命保険を通じて資産形成が可能な「Chakin(無配当災害死亡保障付積立保険)」を発売しました(2025年3月)。 Chakinは主に投資未経験者の若年層を応援するもので、「積立金は積立開始初月から増え、いつ解約してもリスクなく資産形成が可能な」商品です。 住友生命の専用ホームページより、Web上で直接お申し込みができます。
2.サービスの開発・改善
スマートフォンアプリ「スミセイ・デジタルコンシェルジュ」の導入
- 様々な手続きが一つにまとめられたスマートフォンアプリが欲しい。
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お客さまの利便性向上を目的として、保険商品の資料請求、保険プラン作成のご依頼や契約申込みに加え、保険にご加入済みの方は「スミセイダイレクトサービス」に遷移することで、給付金請求や契約に関する各種お手続きが可能なスマートフォンアプリ「スミセイ・デジタルコンシェルジュ」の提供を開始しました(2023年4月)。さらに、契約者さまや被保険者さま、そのご家族も利用可能な商品付帯サービスが「スミセイ・デジタルコンシェルジュ」から利用できるようになりました(2024年4月)。
“住友生命「Vitality」”アプリ改善・サポート体制の拡充
- スマートフォンの操作が苦手なため、“住友生命「Vitality」”アプリの操作方法を教えてほしい。
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スマートフォンの操作が苦手なお客さまでも、Vitality健康プログラムの取組み状況を、より簡単に把握・確認できるように、ロゴ・デザインの変更や主機能を4つのタブに分類する等、Vitalityアプリのデザイン変更を行いました。
また、お客さまに安心してアプリをご利用いただけるように、Vitalityサービスセンター※1において、遠隔での画面共有・共同操作が可能となる「LOOOKIT」※2の活用を開始しました。
さらに、営業時間外におけるサポートとして、AI自動応答システムを導入しました。アプリに登録いただいているメールアドレスの変更など、日・祝を含めた24時間要件受付サービスを順次展開しています。- ※1住友生命では営業職員によるサポートの他に、お電話やインターネットでVitality健康プログラムや特典(リワード)に関するご照会を受け付けています。
- ※2米国シリコンバレーのスタートアップ企業であるWaagu, Inc.(CEO:Nagesh Challa)が提供するプラットフォームです。
簡易取扱い請求範囲(デジタル請求範囲)の拡大
- 契約後早期の場合や、がん等の成人病での入院による給付金請求では、診断書の取り寄せが必要と言われたが、請求手続きをもっと簡素化してほしい。
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給付金請求において、診断書の取り寄せに代えて医療機関発行の診療明細書や領収証の写しのご提出で手続きいただけるご請求の対象範囲を拡大しました。これにより、デジタルで請求できる範囲も大きく広がり、給付金請求をよりスムーズにお手続きいただけるようになりました。
保険料の支払における決済手段の拡充
- 保険料の支払方法について、多種多様な決済手段を導入してほしい。
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決済手段の多様化に向けた取組みとして、お客さまのスマートフォンで「クレジットカード決済・登録」、「継続的にお払込みいただく保険料振替口座の登録」を可能とするサービスや、一時的な保険料のお払込み方法として「PayPay」の選択肢を追加しました。こうした決済手段をご活用いただくことで、時間や場所を気にせず、お客さまのスマートフォン1台で払込方法情報の登録および払込みが可能となりました。
「あすのえがお」サービス拡充
- あすのえがおのサービス対象エリアを拡大してほしい。
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提携先のサービスについて、一部エリアに限定して提供されていたものを全国のお客さまにご利用いただける対応を行いました。
- 介護施設探しに関する相談について、入居相談室の経験豊富なプロによる無料電話相談を利用いただけるようになりました(2024年6月)※
- 親が認知症などで意思能力を失い、預金が引き出せなくなる「資産凍結」のリスクに備えるための家族信託や、親族に頼れない方や身寄りがない方が安心して暮らせるように身元保証・死後事務・財産管理などの相談が全国で受けられることになりました(2025年5月)※
あすのえがおの概要についてはこちらをご覧ください。
※個々のサービスは、各サービス提供会社が提供します。
3.その他、お客さまの声をもとに実施した事例
ランニング・ウォーキングイベント「Vitality Run&Walk Challenge」※ のレベルアップ
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- ・「Vitality Run&Walk Challenge」について、開催期間を延長してほしい。また、当日参加も可能にしてほしい。
- ・2回目以降の参加エントリーを簡単にしてほしい。
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- 毎月第4土曜日5:00~21:00に開催しておりましたが、2025年4月イベントから原則第4金曜日5:00~翌月曜日21:00の開催となりました。また、従来はイベント当日(土曜日)4:59までをエントリー〆としておりましたが、現在はイベント開催日のうち月曜日16:59まで参加エントリーが可能です。
- 参加申込み画面に、前回のエントリー情報を利用できるワンタッチボタンを新設しました。参加2回目以降は、名前や生年月日、住所の入力は必要なく、すぐにエントリーできるようになりました。
- ※住友生命は、オンライン上で開催するランニング・ウォーキングイベント「Vitality Run&Walk Challenge」に特別協賛しております。専用サイトから申込みを行うことで、特定の場所に集まらず、誰でも“無料”で“好きな場所”で気軽に参加できます。なお、Vitality会員は、完走・完歩証の提出でVitalityポイントを獲得できます。
より多くのお客さまにVitality健康プログラムの魅力を実感いただくための取組み
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- ・特典(リワード)やサービス等を増やしてほしい。
- ・妊娠中は運動が制限されることもあり、Vitalityポイントの獲得やステータス維持が難しい。
- ・職場の定期健診では39歳以下は血液検査が省略可能であり、健康診断ポイントの一部が獲得できない場合がある。
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Vitalityアプリや特典(リワード)、サービスについて、様々な対応を行っております。
- 国内No.1のレシピ動画数※で、4,000万人以上に利用されているレシピ動画メディア「デリッシュキッチン(運営:株式会社エブリー)」の有料サービスである「プレミアムサービス(月額480 円(税込))」を無料で利用できる「デリッシュキッチン特典」を開始しました。
- 妊娠中のお客さまに関して、本人の申し出に基づき、保険料判定がブルーステータスであっても、一定期間保険料がアップしない取扱いを開始しました。
- 健康診断ポイントについて、2025年9月下旬以降、2025年度4月1日以降の受診分を対象に、39歳以下の方は血液検査の受診が無くとも10,000ptを獲得いただける基準に変更します。
そのほかの“住友生命「Vitality」“の魅力的な特典(リワード)はこちらをご覧ください。
※株式会社エブリー調べ(アプリ上の公開本数、2022年2月24日時点)
保険事務手続き等に関する解説動画のYouTube掲載について
- 保険事務の手続き方法やVitalityアプリの操作方法等を動画で確認したい。
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保険事務の手続き方法やVitalityアプリの操作方法等に関する2分程度の動画を作成し、YouTubeチャンネル「住友生命 お手続き解説チャンネル」に掲載しました。掲載動画は、今後順次追加していきます。
お客さまからいただいた声の活用
定期的・継続的に確認できるよう、新生活の始まる4月や夏期休暇時など時節ごとによくあるお問い合わせ事例を月毎にまとめ、お客さま対応時に心がける点を紹介した「お客さま本位推進カレンダー」を作成し、社内教材として活用しております。
より信頼・満足いただけるお客さま対応を目指した取組み
職員一人ひとりのマナー向上や、お手続きなどへの親身で迅速な対応が、より信頼・満足いただけるお客さま対応の大切な基本であると考えています。
職員のマナー向上に向けた取組み
新人育成の所定研修カリキュラムにマナー研修を組み込み、マナー教育の充実を図っています。また、全職員に向けて毎月マナー教材を発行し、マナー研修を定期的に実施する等、マナー向上の推進に努めています。
迅速な対応に向けた取組み
迅速なお客さま対応に対する意識の向上を図るとともに、お客さまから担当営業職員に対する伝言事項や手続き依頼を承った場合には、いち早く外出先の担当営業職員に伝える取組み等を行い、少しでも早く担当営業職員から折り返し連絡させていただくよう全社的に取り組んでいます。
より親身なお客さま対応に向けた取組み
お客さまにご満足いただけた事例を共有し、より一層お客さまに寄り添った対応ができるよう、「お褒め・ご満足の声」を集約した社内教材を作成し、職員の教育に取り入れております。
今後とも「お客さまの声」を活かした商品・サービスの開発・改善や業務の見直しを進めてまいります。
引き続き、「お客さまの声」をお聞かせください。