スミセイ中期経営計画2025
「スミセイ中期経営計画2025」においては、「住友生命グループVision2030」に向けた最初の3年間であることを踏まえ、厳しい経営環境が想定されるなかにおいても将来への投資を行うなど、その実現に向けた取組みを着実に進めていき、2030年に向けて飛躍していくための軌道を確立していきます。
全体像
これまでの取組みを強く・太くしていくことが重要であることから、サステナビリティ重要項目に引き続き取り組むとともに、「ウェルビーイングデザインへの進化」「新規領域でのイノベーションの実現」「収益構造改革」「グループ戦略」という4つの取組みからウェルビーイング領域を拡大し、これらの取組みを確実なものとするための推進エンジンとして、「人の価値」を高めることによる生産性の向上、保険事務手続きのデジタル化やデータ価値を最大活用したコンテンツの作成・提供などにより、「人とデジタルが融合」したサービスの提供を充実させていきます。
また、これらの取組みの基盤となる、パーパス経営の社内外への浸透や、不祥事故・コンプライアンス違反の根絶を含む企業風土の醸成にも取組むとともに、今後予想される様々な事業リスクへの対策を検討し、事業のサステナビリティを高めていきます。
経営重要指標(KGI)
「スミセイ中期経営計画2025」の経営重要指標(KGI)として、次のとおり目標値を設定し、その完達を目指します。
スミセイ中期経営計画2025 4つの取組み
ウェルビーイングデザインへの進化
保険のコンサルティングを中心とした商品・サービス提供にとどまらず、保険以外のサービス領域まで含めたサービスをチャネルにかかわらず総合的に提供することを通じて、お客さまを守り・増やしていきます。
また、これまで以上に地域に根付いてお客さまに寄り添い続けていくための体制を確立させます。
新規領域でのイノベーションの実現
新規領域でのイノベーションの実現を通じてウェルビーイング領域をさらに拡げていきます。
一人ひとりのよりよく生きるに貢献するためにWaaS (Well-being as a Service)の開発に取り組み、実装につなげるとともに、新規領域におけるサービスを充実させ、住友生命グループのサービスを受けていただけるお客さまの拡大を図ります。
収益構造改革 グループ戦略
住友生命グループのサステナビリティを高めるため、資産運用や海外事業の強化、コストコントロールなど、持続的安定的な成長に資する総合的な取組みを進めていきます。
また、環境課題や人権課題の解決への取組みをグループ全体として推進しつつ、「住友生命グループVision2030」を実現するための戦略をグループベースで策定し、一体感・相乗効果のある運営を推進していきます。