人生100年サポート運営
人生100年時代の到来やライフスタイルの多様化、医療サービスの変化といった環境変化が進む中、住友生命では、2020年4月に設置した部門横断組織「人生100年サポート協議会」を通じて、超高齢社会の課題解決への取組みを全社で統一感をもって推進していくことで、お客さま一人ひとりのよりよく生きる=ウェルビーイングに貢献していきます。
よりよい人生設計に向けてのコンサルティング
人生100年時代における健康、老後の備え、介護・認知症、相続等についてお客さまと共に考える情報冊子「未来ガイド」「シニアライフガイド」「知っておきたい認知症のこと」をお届けしています。また、お客さまの未来の年表で収支をご確認いただきながら、もしもの時に必要な資金や豊かな老後に備えたい資金をシミュレーションできるコンサルティングツール「未来診断」「セカンドライフコンサルティング」を活用し、お客さまの人生100年を応援するコンサルティングを推進しています。
「 認知症バリアフリー宣言試行事業」への参加
2022年3月、日本認知症官民協議会が行う「認知症バリアフリー宣言試行事業」に参加し、認知症の人やそのご家族が地域で安心して自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す「認知症バリアフリー宣言」を公表しました。
「 ウェルエイジングサポートあすのえがお」のサービス提供
2021年4月から、介護関連付帯サービス「ウェルエイジングサポートあすのえがお」を全国のお客さまにご案内しています。電話でのご相談や、お悩みに応じたサービスのご紹介により、介護、老後、認知症等に関するお客さまの課題解決をサポートしています。
地域包括支援センターとの関係構築 ~地域社会との連携~
認知機能が低下したお客さまへの支援や安全な社会環境づくりへの貢献に向け、地域包括支援センターとの関係づくりを推進しています。見守り支援活動への参画や地域イベントへの参加等を通じて、地域社会との連携強化に取り組んでいます。
社内体制の充実
全職員が高齢者・高齢社会について正しい知識を身に付けた上でお客さまに寄り添った対応ができるよう、ジェロントロジー検定の受験推進、専門家による講演、各種研修等を実施しています。
また、スミセイライフデザイナー(営業職員)の初期教育カリキュラムに認知症サポーター養成講座を導入しています。
認知症に関する外部の専門的知見の活用
東京大学高齢社会総合研究機構のジェロントロジー産学連携プロジェクト、日本金融ジェロントロジー協会などの外部団体への参加により、超高齢社会の課題に関する最新情報の収集に努めています。
また、京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学・成本迅教授が代表理事を務める一般社団法人日本意思決定支援推進機構とアドバイザリー契約を締結し、その知見を交えながら高齢者サービスの向上に取り組んでいます。